Pre-War Guitars Co. 000-28 (2019)

 

CONDITION:
NEW
TOP:
Torrefied Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Brazilian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
44.7mm
BRACING:
Scalloped X-Bracing(Forward Shifted)
PICKGUARD:
Tortoise
SCALE:
632mm
BINDING:
Ivoroid
TUNER:
Waverly 4076 Relic
CASE:
Harptone Case
OTHER:
Distress level 1.25
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美しいブラジリアンローズウッドを使った、000-28モデル!
明るい黄色の香ばしく焼けたトップの色味と、魅力的な杢目のサイドバック材
トミー・エマニュエル仕様の使い込まれた雰囲気も素晴らしく、30年代のオリジナル000-28と見間違うほど、貫禄のあるギターです。

トップ材のアディロンダックスプルースは、こんがり黄色く焼けた風合い。
このギターのダメージは、レベル1.25です。
木に馴染んだ薄い塗装に、細かなウェザーチェックが走り、ほんの僅かに軽いダメージが入っています。

トップのサウンドボードとボディ内のブレーシング材は、すべてトリファイド加工のアディロンダックスプルースが使われています。
スプルース材の中にはサップ(樹脂)が多く含まれていますが、サップは木の中の糖分で、焼くことによってそれが硬いレジンの結晶となります。ヴィンテージギターのトップは、経年変化で上記のような状態となりますが、トリファイドシステムでは木材を焼くことでヴィンテージギターと同じ状態を再現しています。
この技術によりヴィンテージギターのように、香ばしいルックスと、スムーズで抜けの良い、カラッと枯れたサウンドを実現しています。

トップ外周のヘリンボーンは、PRE-WAR GUITARSの特注で、サイズ感をオリジナルに忠実に再現した寄木が使われています。パターンが、大きすぎず細かすぎず、中間の絶妙のサイズで、細部がよくなることで、雰囲気抜群です。

サイドバックはブラジリアンローズウッド。
とても色が濃く、センターストリップに沿って赤褐色のラインが入る美しいブラジリアンローズウッドです。
ボディサイドのブラジリアンも魅力的で、黒い縞模様や、赤褐色のラインが印象的です。

ネックも、厳選された良質な材で、縦ストライプが美しく、梨肌のような杢目で密度の高い、ヴィンテージライクな良質のホンジュラスマホガニーが使われています。
30年代の、角ばったスマートなヘッド形状。素直でスッキリとした柾目のブラジリアンローズウッドのヘッドプレートはとても雰囲気の良い仕上がりです。
ヘッドのウェザーチェックや、マッドな質感に加え、チューナーはウェバリーのバタービーンつまみののオープンバックタイプ。レリック仕様のレトロなペグが、とても自然にはまっています。

指板&ブリッジには、良質なガボン産の真っ黒いきめ細かなエボニーが使われています。工房で、オリジナルで切り出される、ダイヤモンドインレイも味わい深く、黒い指板に涼しく輝きます。
オリジナル製作のピックガードも30年代の雰囲気で、マーブルな模様と落ち着いたブラウンの色合いがリアルです。鼈甲柄のピックガードが、トップのカラーとピッタリはまり、このレトロな顔は見事です。

細部のディテールもリアルで、やや肉厚のネックシェイプや、細いネックヒールなど、こだわりが感じられます。
ボディ内の、サイドの割れどめの茶色いリボンや、フォアードのXスキャロップブレーシングの、Xの位置のニカワが染み込んだ布の感じなど、ヴィンテージギター好きには嬉しい、非常にマニアックな仕上がりです。
ニカワ接着のブレーシングを、サウンドホールから撮った写真で、ぜひご覧ください。

ナット、サドル、ブリッジピン、エンドピンなどの細かいパーツも、エイジド加工が施され、レトロなテイストを演出しています!

(エイジド加工について)
エイジド加工のレベルは1,2,3,4とあり、数が増えるほど、ダメージの段階がヘビーになっていきます。
ダメージ加工は、PRE-WAR GUITARSの作り出す、枯れたヴィンテージサウンドにとって重要な要素です。
ベースとなるレベル1から、極薄のフィニッシュに、自然なウェザーッチェッキングを施すことで、塗装表面の張力を緩和して、より奔放で、開放的な自然な反応、ウッディで枯れたサウンドを得ることができます。プリウォーギターを弾いていただくと、楽器が自由に呼吸することを感じられると思います。

このギターのダメージは、レベル1.25です。
木に馴染んだ薄い塗装に、細かなウェザーチェックが走り、ほんの僅かに軽いダメージが入っています。

ナット幅は44.7mm。
伝統的なダブテイルジョイント。接着にはニカワが使われ、塗装は極薄のニトロセルロースラッカーです。薄い塗装が、木に馴染んだ風合いで、ややマッドな仕上げなので、新品を持っている感じがしません。握りやすいヴィンテージMARTINスタイルのマホガニーネックも、サラサラと手に馴染みやすく、良い感じです。

貫禄のあるルックスにふさわしく、出てくるサウンドも素晴らしいです。
今まで新品のギターではなかった、ヴィンテージそっくりなスムーズな反応です!!
PRE-WARのギターは、枯れた質感が特徴的で、今一番ヴィンテージギターに迫った音を出していると思います。ウッディで、太い出音に加え、戦前のオールドに感じる、木材が引き締まった質感、すっきりと乾いた澄んだ響きを、新品で出している、驚きのクオリティは、ヴィンテージ好きにも、ルシアーギター好きにもオススメです。

各弦の音圧感が太く、迫力のサウンドです。
632mmのショートスケールのテンション感の優しさがあり、弦がよく震える印象で、チョーキングや押弦がしやすく、ストレスなく、低音の図太さやハリのある高音、ボディの鳴り良いサウンドが、楽しめます!!

極薄のラッカーフィニッシュに、細かいウェザーチェッキングを施したこの素晴らしい外観、熱処理された特別なアディロンダックスプルースの抜けの良い音、ニカワ接着によるオープンでしなやかな自然なサウンド。現代の技術で、ようやくここまでヴィンテージギターに近い物が再現出来るようになりました。