Pre-War Guitars Co. Model J Shade Top (2018)

 

CONDITION:
NEW
TOP:
Torrefied Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Honduran Mahogany
FINGER BOARD:
Indian Rosewood
BRIDGE:
Indian Rosewood
NUT WIDTH:
43
BRACING:
Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
Vintage style Firestripe
SCALE:
635
BINDING:
White
TUNER:
Waverly Relic
CASE:
Harptone Case
OTHER:
Distress level 1.25
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BLUE-G
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戦前の30年代後半から40年代初めのJ-35を再現した Model-J!
トップのサウンドボードはトリファイド加工のアディロンダックスプルースです。
ヴィンテージのルックス、サウンドに近づける為に、熱処理を施した特別なアディロンダックスプルースが使われています。ボディに使われているブレーシングも全てトリファイドのアディロンダックです。
サイドバックやネックは、工房で切り出される良質なホンジュラスマホガニーが使われています。
きめ細かく、杢目の美しいホンジュラスマホガニーに、ブラウンカラーのフィニッシュも雰囲気抜群です。
ヘッドの質感も非常に渋く、塗装にウェザーチェッキングが入っており、貫禄のあるルックスです。
ヘッド脇から眺めると、テーパーのついたヘッド形状で、先端に向かって薄くなる感じも、しっかり再現しています。
チューナーはWaverlyのオープンバック。エイジド加工で、バタービーンのツマミもとても良い雰囲気です。
指板、ブリッジはインディアンローズウッド。杢目といい、戦前のギブソンギターに使われていたような、独特な明るいチョコレートカラーの材を使っているところも、渋い演出です!!
今回のピックガードは模様が色濃く、とても渋いルックス。
ファイアーストライプの柄はもちろんですが、丸みのあるエッジの風合い、色味など、ぜひ写真で確認してみてください!!
薄いピックガードの向こうに、トップの杢目が走っているのが見えると思います。
長方形のレクタンギュラーブリッジは、形といい厚みといい、オリジナルに近い雰囲気に再現しています。
ロングサドル仕様で、ホワイトのブリッジピン脇に、パールのドットインレイ。
サドルやブリッジピンは、経年で少し汚れたようにレリックされていますので、これもぜひ写真で確認してみてください!!
ボディ内のブレーシングや、センターストリップに、ニカワ接着の跡が、はみ出して見えている感じも、ぜひご覧ください!!

この個体はダメージレベル1.25!実際に入荷するニアミント品のヴィンテージギターのような雰囲気で、このレベルが傷の少ない中ではとても雰囲気が良いと思います。

戦前のギブソンのようなパワフルなサウンドで、各弦の音の存在感がとてもあります!
ギターを持つとヴィンテージギターと同じようにとても軽く、パワフルなサウンドながらとてもウッディな響きがサウンドホールから出てきます。
単音で弾いた時の音の太さや、綺麗な音の伸び方は本当にヴィンテージギターのようです。
Pre war Guitars特有の音の抜け方もとてもスムーズで、とても新品のギターとは思えないような出来には脱帽です。
このModel Jは他にLevel1.75が入荷していますが、このモデルは年内の入荷予定はもうありません。
次の入荷は早くても来年の春以降になりますので、この機会をお見逃しなく!!!


〜 オリジナルJ-35 〜 
ボトムサイズ16インチのラウンドショルダーモデルは、1934~35年に製作されたJumboが起源です。
Jumboは、ショルダー部まで、ボトムと同じように深い厚みのあるボディが特徴で、同時代のニックルーカスや、ロイスメックモデルなども、同じような構造で製作されています。Jumboの仕様を受け継いで、1936年に誕生したのが、Jumboの35、J-35です。
初期のJ-35のネックシェイプは、Jumboから続く、かなりはっきりとしたVネックでした。
1939年以降に、なだらかなUシェイプのネックになりました。
PRE-WAR GUITARSのMODEL-Jでは、この39年以降の優しいUシェイプの、よく手に馴染むマホガニーネックを再現しています。
J-35には、トップのブレーシングの、トーンバーが3本と、2本のタイプが存在します。
3トーンバーはノンスキャロップ。
2トーンバーには、ノンスキャロップのものと、スキャロップの2種類が存在します。
試行錯誤を経て、1940年以降に、2トーンバーで、スキャロップのタイプが採用され、続くJー45にも受け継がれていきます。
このJ-35のスペックでも、決定版となったスキャロップの2トーンバーの仕様を、MODEL-Jは採用しています。
MODEL-Jは、オリジナルJー35のスペックを再現し、良質な材を使い、ダブテイルジョイントや、ニカワ接着など伝統的な作り方も大切にし、プレイヤーに向けて、ネックには2WAYのトラスロッドを採用、快適な演奏性の為に、ナット&サドル、フレットの完璧なセットアップと、実用的な面にもこだわり、サウンド、ルックス、プレイアビリティ共にハイレベルなギターです。