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Martin D-18 (1944)

¥1,980,000. (税抜¥1,800,000.)

CONDITION:
VG+++
TOP:
Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Mahogany
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
43mm
BRACING:
Non Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
Tortoise
SCALE:
645mm
BINDING:
Tortoise
TUNER:
non-original Waverly
CASE:
Non Original Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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WartimeのMartin、1944年製D-18のリフィニッシュ物です。

戦前の黄金期から後、現在のMartinのスタイルを確立させていく戦後との過渡期とも言える戦時中時期は、俗にWartime(ウォータイム)などとも呼ばれ、やや特殊な仕様も見受けられる時期です。
今回入荷のD-18も、そんなWartime時期の44年製で、この年式はスキャロップブレーシングからノンスキャロップブレーシングに切り替わる時期となり、こちらは44年後期のものでアディロンダックスプルースでノンスキャロップブレーシング、エボニーロッドというごく短期間しか作られていない仕様です。

塗装のリフィニッシュや修理、調整箇所も多い個体で、トップはかなり昔にオーバーコートされており、経年変化による自然な塗装チェッキングも入っています。
アディロンダックスプルースらしい明るめな表情のトップ、バインディングやピックガードはオリジナルが残り、淡く薄い色味のレトロな風合いで、ベリーブリッジは色味の黒いエボニーで作り直されております。

サイド&バックは比較的最近にリフィニッシュされていますので、トップと比べると塗装面は綺麗な状態です。
やや明るめな色味から覗くマホガニーの木目は、この戦中時期でも密度の高い良質な材が用いられており、トップと同様にシンプルなベッコウ柄のバインディングが18スタイルらしい渋い風合いです。

ネックは塗装の艶が落ち、一番オリジナルっぽく見えますがこちらもリフィニッシュされており、ヘッドのロゴも変わっております。
ペグは交換されており、オリジナルは戦争中らしいブッシュの無い華奢なペグでしたが、現在はウェバリーのアンティークなオープンギアとなっており、白丸ツマミのタイプですので、レトロな雰囲気を残しております。

艶やかな黒いエボニー指板にはシンプルなパールドットのインレイ、ナット幅が約43mmほどのマホガニーネックはこの時期らしいエボニーロッドの仕様です。
このエボニーロッドらしいガッチリとしたグリップ感ですが、意外と程良い太さの握りで、握り込むとけっこう弾き易いネックです。

トップ、サイド&バック、ネックと、それぞれ時期は違いますがリフィニッシュされておりますが、木部のクラックはボトム部のクラック程度で、ネックのリセットやリフレット、ナットやサドルの交換などでセットアップもされておりますので演奏性は良好です。
その他、エボニーブリッジの交換やエンド穴埋め直しなども有り、プレイヤーズコンディションお個体ですが、この年式らしく、手にするととても軽く、オープンでウッディな鳴りを持つギターです。

基本的にはWartime時期の18スタイルらしいウッディで深いトーンなのですが、この個体ではコシの強い野太さも併せ持った鳴りが特徴です。
軽くチューニングし、各弦の開放を鳴らしただけでも、グッと音が前に出るような存在感があり、それでいてブルっとマホガニーボディの全体が震えるような深く芳醇な鳴りを堪能できるギターで、エボニーロッドのD-18らしい、オープンでヴァイブレーションの強い鳴りが基本にありつつ、キリッと存在感の強いサウンドは格別です!

付属のハードケースはノンオリジナル、全体的に修理、調整が施され、塗装のリフィニッシュ以降でも弾き傷などの使用感もありますのでこの年式としてはお買い得ですが、演奏性には問題なく、Wartime時期マーチンの鳴りがしっかりと残った個体ですので、気になる方は、是非ご検討ください!