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Gibson Southern Jumbo (1943)
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- CONDITION:
- VG++
- TOP:
- Adirondack Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 44mm
- BRACING:
- Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Fire Stripe
- SCALE:
- 632mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Open Gear with Ivory Knob
- CASE:
- Hard Case
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1943年製、バンナー時期のサザン ジャンボ!
かなり使用感が強く、改造箇所も有るプレイヤーズコンディションですが、なかなか興味深い改造が施された個体です。
Southern Jumboの最初期では、サイド&バックがローズウッドのレアな個体も少数存在しますが、本機はサイド&バックがマホガニーとなった頃の個体です。
この時期の、ヘッドに「ONLY A GIBSON IS GOOD ENOUGH」と記されたバナーロゴが目を惹くスタイルは、他の機種でも人気が高いのですが、この時期は戦争が激化していく時期でもあり、戦時中の物資不足から細部の仕様も安定せず、かなり特殊な仕様の個体も多く存在します。
本機も、シリアルナンバー(FON)無しの為、正確な年式は不明ですが、サイド&バックがマホガニーで、ネックブロックがマホガニーからポプラの大きくスクウェアなタイプとなった頃、ファイヤーストライプのピックガードで、トラスロッドがノンアジャスタブルのメイプルロッドという独特な仕様から、1943年後期ごろの製造と推察しております。
また、本機の改造箇所は、このオリジナルではトラスロッドの調整機能が無い、独特なメイプルロッドのネックを、調整可能なアジャスタブルロッドに改造し、この頃の極太なネックグリップをリシェイプし、握り易いグリップとした、実用性重視の改造が施されております。
トップは木目が細かく詰まったアディロンダックスプルース。
バンナー時期の淡くレトロな風合いを持つサンバーストは、かなり弾き込まれて弾き傷や打コン、塗装のハゲなどが数多く入り、経年で痩せた塗装面は木部に馴染み、細かなウェザーチェックもビッチリと入っております。
そのような凄まじいルックスとなったバーストに、このアディロンらしい強く伸びやかな木目が透けて見える様が印象的で、ヴィンテージらしい渋く存在感の強いルックスとなっております。
ボディのバインディングやツーリングのサウンドホールのパーフリングは、白黒多層の押しの強いルックス、ピックガードはベッコウ柄となる以前のファイヤーストライプ、ハカランダのブリッジはGibsonとしては珍しいオリジナルのダウンベリーで、ブリッジサドルはロングサドルと、この時期らしいスタイルです。
バック&サイドはマホガニー。
淡いマホガニーブラウンのカラーから、この良質なマホガニー材の纏まった木目が透けて見えますが、恐らく経年で塗装が痩せ、色合いもかなり色褪せており、こちらも傷や塗装痩せが凄まじい状態です。
ボディバックにも多層のバインディングが巻かれ、バックセンター部分にはサザンジャンボらしく、ウッドの細いストリップが入っておりますが、よく見ないと確認し辛いぐらいに塗装が色褪せております。
テーパーのきついヘッ形状に黒いヘッドトップ、そこにスクリプトのGibsonロゴとバナーが合わさり、とても存在感を感じられます。
ペグは一度他のタイプに交換された跡が残っており、ペグブッシュやペグの止めネジは交換されたままですが、現在は6弦以外はオリジナルに戻されており、この時期独特の薄いギアをリベットで止めた、かなりチープで華奢なオリジナルペグとなっております。
ネックは1ピースのマホガニーネック。
ナット幅44mmで元々は極太のネックグリップでしたが、現在はやや太めに感じる程度のラウンドグリップにリシェイプされており、その為にネック裏の塗装はリフィニッシュとなっております。
この時期のネックはノントラスロッド仕様の時期で、一般的にはエボニー材が芯材として入っておりますが、本機はメイプル材の入ったレアな仕様でしたが、現在は改造され、ネック調整のできるアジャスタブルロッドの仕様になっております。
バインディングの無い指板にはオリジナルのダブルパラレグラム、この指板インレイの素材もバンナー期以降はパーロイドとなりますが、まだパール材の時期で、ネックヒールにキャップもが付いているのもレアな仕様です。
サウンドは、戦中からの長い時代を経て、弾き込まれた素晴らしい鳴りです!
ウッディでヴァイブレーションの強い鳴り、ボリューム感も豊かで音の太さはさすがに凄いです!!
戦中ギブソンに共通するワイルドで迫力のあるサウンドが楽しめまする個体で、とにかく音のパワー感が全く違います。
チューニングする時からピッキングに敏感に反応する、枯れて繊細なタッチ感の良さを持ちつつ、それでいて響きは華奢にはならず、ダイレクトにガツンッと響く様は暴力的でもあります。
ボディが震えて音が前に出る鳴りは、やはりシンプルに力強いストロークで掻き鳴らすと心地よいギターでもあります。
上記のようなペグの一部交換やトラスロッド改造の他に、恐らく古い時期にリセットされており、リフレットやナット、サドルの交換なども施されておりますので、演奏性は良好です。
トップのピックガード内側には裏にパッチを当てたクラック修理、トップセンターのクラックには接着修正、サイドやバックは大きな傷や打コンは多めですが、内側までバックリと割れるほどの大きな傷ではございません。
以前にピックアップが搭載されていたようで、エンドピンジャック穴跡には太めのエンドピンの取付、付属のケースはオリジナルの真偽は不明ですが、古い時期の雰囲気の良いハードケースが付属しております。
かなり使い込まれ、傷や修理箇所は多い個体ですが、持ったときの独特のフィーリングといい、豪快なサウンドといい、ヴィンテージギターを持つ魅力にあふれたギターだと思います。
このギターでしか味わえないルックスとサウンド!プレイヤー志向の方に長く弾き続けて欲しい、特別な逸品です!!
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