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Taylor 314-K LTD (2000)

¥198,000. (税抜¥180,000.)

CONDITION:
EX+++
TOP:
Sitka Spruce
SIDE   BACK:
Hawaiian Koa
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
44.5mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
Non Original
SCALE:
648mm
BINDING:
Black
TUNER:
Original Grover 102C
CASE:
Original Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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Taylorで、ハワイアンコアを用いた2000年のリミテッドモデル!

USA製Taylorのラインナップの中でも一番人気のある314を基に、サイド&バックにハワイアンコア材を用いた2000年の限定生産モデルです。
近年ではエレアコのイメージも強いTaylorですが、2002年に登場したピックアップシステム、ESシステムが搭載され始める以前では、本機のようなノンカッタウェイでピックアップを搭載しないアコースティックギターも多くラインナップしておりました。

この314の型番ですと、通常は300シリーズですのではサイド&バックに古くはマホガニーが、近年ではサペリ材が用いられておりましたが、今回は限定モデルですのでハワイアンコア材が用いられております。
ボディシェイプはテイラーでは人気の高いグランドオーディトリアムで、パッと見では小さく見えますが、ボディ幅はドレッドノートなどに近い大きさで、それでも括れが深いデザインですので抱え易く、演奏性とボディ鳴りのバランスが良いスタイルとしても人気です。

トップ材は定番のシトカスプルースですが、けっこう緻密で細かな通りの良い木目で、細かくフワフワと杢の出た良質そうな材がセレクトされております。
ボディバインディングは300シリーズらしくブラックで、白黒積層のトリムが入り、ブリッジやピックガードは既にテイラーのデザインが確立されておりますが、ピックガードは同形状の物に交換されております。

サイド&バックはハワイアンコア。
シンプルなブラックのバインディングで、コア材の木目もすっきりと落ち着いた感じですので、一見では気付き辛いのですが、バック材はTaylorではウェッジと呼ぶセンター材を加えた3ピース構造となっております。
このバックのネックヒールの少し下に、この限定モデルの特徴である独特なデザインのエンブレムが入っており、ボブ・テイラーのサインを崩して意匠化したとも言われる、独特な雰囲気のデザインです。

ヘッド形状も昔から変わらずテイラーの伝統的なスタイルで、ローズウッドのヘッドトップにシンプルなTaylorロゴ、ペグはグローバーで、この頃のヘッドのジョイントは、現在のスカーフジョイントになる以前のフィンガージョイントの仕様です。
ネックはマホガニーにエボニー指板、ヘッドや指板にはバインディングは無く、パールドットのシンプルなインレイ、ナット幅は44.5mmですが薄めのネックグリップで、ローフレットからハイフレットまでの広い範囲で扱い易いグリップ感は、現在のテイラーと同様です。

サウンドは、Taylorらしく煌びやかで明瞭なサウンド!
バランス良く軽快な響きでありつつも、コア材らしく各弦の音が太く芯がある素晴らしいトーンです。
コードストロークでの各弦が明瞭に際立つ感じや、ソロフレーズでのサウンドの粒立ちの良さなど、テイラーらしさが垣間見えるサウンド傾向で、やはり弾き易く、扱い易いサウンド傾向があると思います。

状態等は、2000年製ですので細かな傷や使用感、ボディのグロスの塗装面にはウェザーチェックが入ったりもしており、恐らく以前にバインディングの剥がれの修理がされていると思われる跡もありますが、年式の割には比較的に状態は良い個体でオリジナルのハードケースも残っております。

少しレアな限定モデルで、扱い易く鳴りの良いギターですので、是非ご検討下さい!