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Sterling Parlor Nylon (1920〜30年代)

SOLDOUT

CONDITION:
EX
TOP:
Bear Claw Spruce
SIDE   BACK:
Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony(Fancy pearl Inlay)
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
45mm
BRACING:
Ladder-Bracing
PICKGUARD:
SCALE:
618mm
BINDING:
Black
TUNER:
Original
CASE:
Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
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1920~30年代の可愛らしい12フレットパーラーナイロンギターです。

この戦前時期の「Sterling」ブランドは、シカゴの音楽商社「Tonk Bros Co.」が取り扱うブランドで、Lyon & HealyやRegalがOEM生産しておりました。
「Sterling」のギターは資料が少なく、シリアル等も無い為に詳細確認が難しいのですが、本機は横方向のラダーブレーシングでメインブレーシングが斜めにセットされている構造などから、1920年代にRegalで製造されたのではないかと推測されます。

ボディの大きさは、マーチンの1サイズを、やや薄型にした感じです。
ルックスもサウンドもよく、気楽に楽しめるヴィンテージギターだと思います。

トップはベアクローの杢が出た、レモン色のスプルースで、いかにもヴィンテージギターという質感のすばらしい顔をしています。
太めのアバロンインレイと、細いウッドモザイクのロゼッタは、サウンドホール内側にバインディングがあるところが良い雰囲気です。
トップ外周のパーフリングも太いアバロンと縁取りのウッドモザイクが、とてもレトロな装飾になっています。

サイド&バックは美しいローズウッドで、サイドバックのパーフリングにもウッドモザイクのインレイが施されています。

1900年代初頭らしい、シンプルなスロテッド形状のヘッド。レトロなブランドロゴ、オリジナルのヴィンテージ3連ペグと、綺麗に残っています。
太いVネックシェイプはナット幅45mm、スケールは618mmで、資料が少ない機種の為、正確には不明ですが、恐らくスパニッシュセダーのネック材かと思われます。
エボニー指板にはツタ模様のパールインレイが施されており、同じくエボニーのブリッジも、1900年代ならではの四角いブロック状の形状がとても古めかしいスタイルです。

サドルの高さも余裕があり、弦高は6弦2.5mm、1弦2mmと適正で弾きやすいセッティングです。
細かなウェザーチェックが全体に入り、ヴィンテージならではの味わいがあり、リバーブ豊かなトーンも魅力です。

ぽろぽろっと弾いた時の素朴で優しいトーンは味わい深いです。枯れた抜けの良さがあり、ボリューム感も十分です。
リラックスして、身近に置いて気楽にぽろぽろさわりたいモデルです。
以前にピックアップの取り付けられていたようで、エンドピンジャックの跡が有り、現在は太めのエンドピンが取り付けられております。
その他、ネックヒール部にはクラック修理跡が有り、ナットとサドルは交換、付属のケースもノンオリジナル のハードケースとなります。

古いヴィンテージとしては、お手頃なナイロンのパーラーギター で、気になる方は、是非ご検討下さい!