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Gibson J-50 (1951)
¥2,200,000. (税抜¥2,000,000.)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 42.8mm
- BRACING:
- Original Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original
- SCALE:
- 628mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Kluson 3 per side
- CASE:
- Hard Case

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貴重なスモールピックガード期の51年製J-50!
カラー違いのJ-45の登場から少し時を経て登場したJ-50で、馴染み深い50年代のスタイルが確立されつつある時期の1951年製J-50です。
J-45登場のバンナー期から戦中期を経て、スクリプトロゴ期にはJ-50もラインナップされたと言われ、そのすぐ後にモダンロゴに変わり、50年代に入ってベリーブリッジになると、だんだんと見慣れたスタイルになってくると思います。
本機は51年製で、この頃になりますとヘッドのテーパーも無くなっておりますが、トラスロッドカバーの取り付けがやや上で、マイナスネジで止まっている辺りには古い時期の名残が有り、サウンドもまたウッディーで野太く、暖かな40年代を髣髴とさせるボディ鳴りの良いヴィンテージです!
どことなくレトロな風合いのトップは、細かく流れの良い木目のスプルースが経年変化で綺麗な飴色に焼けています。
こちらもアンティークな仕上がりのべっ甲柄オリジナルスモールピックガードに、ブリッジはアップベリーのローズウッドサドルに薄く華奢なロングサドル、ロゼッタはワンリングで、ボディ周りの白いバインディングは3プライになった頃、これらも経年変化で綺麗なクリーム色になっており、ヴィンテージらしい表情にになっています。
サイド&バックのマホガニーも、ヴィンテージのギブソンは現行とは違い、とても綺麗な杢目の材が使われており、マホガニーブラウンのカラーもまだ色味が薄く、シンプルな1プライのバインディングとのマッチングが素朴で良い雰囲気です。
黒塗りのヘッドには金色のシルクスクリーンのギブソンロゴ、チューナーはノーラインの3連クルーソンで、取り付け位置の高いトラスロッドカバーと共にマイナスの止めネジ、指板のローズウッドは色味の濃い良材で、そこに収まるシンプルなパールドットのインレイ、ナットもオリジナルのデルリンナットが残り、とても良い雰囲気です。
マホガニーのネックはナット幅42.8mm、丸みがあり、程良い厚みのネックで、ヴィンテージのギブソン好きには握りやすい優しいシェイプだと思います。
サウンドは、50年代後半とは違ったスキャロップブレーシングらしい繊細なタッチ感と、程良くタイトに締まった低音域、そしてカラッとした爽快なサウンドが特徴です。
それでいて音に深みが有るのは、濃密な倍音からのリヴァーブ感を持つからかもしれません、キリッとしたキレの良さと深い音の厚みのバランスが絶妙で、枯れているサウンドとも言われるスモールピックガード時期のトーンですが、芯の強い野太さをも兼ね備えている辺りは流石です。
気負わずポロポロと簡単なフレーズを弾くだけでも音に存在感が有り、ジャカジャカとコードストロークした時には、適度なコンプ感からの纏まりの良い響きは心地良く、明瞭でありながらも甘く太いマホガニートーンは、このスモールガード期ならではのサウンドです!
状態等は、経年での塗装の痩せや焼け、ピックガード周りの弾き傷や、指板のローフレット辺りの減り、トップにもグイッと目立つ傷も入ったりしておりますので、そこそこ弾き込まれた個体かとは思いますが、木部のクラック等はピックガード内側のサウンドホールからブリッジにかけて軽くクラックが有る程度で、パーツの交換もペグの丸く白いツマミ部分だけ交換されておりますが、消耗パーツで交換され易いナットやサドルはオリジナルが残っておりますので、年式の割には意外と状態の良い個体です。
このところのJ-45やJ-50では、50年代前半のスモールピックガード期のギブソンは出物が少なくなっており、本機はこのようなヴィンテージの風合いが残り、ストローク、フィンガー問わずに心地良く弾けるギターですので、オススメの1本です!!
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