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Gibson J-50 (1966)

¥715,000. (税抜¥650,000.)

CONDITION:
EX+
TOP:
Spruce
SIDE   BACK:
Mahogany
FINGER BOARD:
Rosewood
BRIDGE:
Rosewood
NUT WIDTH:
40mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
Original
SCALE:
628mm
BINDING:
White
TUNER:
Original
CASE:
Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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経年で凄まじいルックスとなっておりますが、意外とオリジナル状態が残った66年製J-50!

ナチュラルカラーが特徴のJ-50も、60年代に入るとカラー以外はJ-45と同じような仕様変更を経ており、今回入荷の66年製J-50も中期以降のナローネックになった頃の仕様を持っており、厚手なラージガードでアジャスタブルブリッジのサドルは白く艶のないタイプ、塗装もまだ痩せて細かなウェザーチェックが出る60年代中期っぽい質感なのですが、ヘッド裏のシリアルNoの下に「2」の刻印が有るセカンド品だからなのでしょうか、ペグはもう少し後の年式で見られるオープンバックの華奢なタイプが搭載されております。

本機の一番の特徴は、年を経て使い込まれたギターらしい、かなり渋くアンティークなルックスで、かなり色焼けして飴色になった塗装は、経年で痩せて木材にピタッと馴染むように薄くなり、全体を細かくバリバリとしたウェザーチェックで覆われております。
細かな擦り傷や打コンなども多く、恐らく汚れと劣化で塗装の表面には若干曇りが出ており、ヴィンテージらしい凄まじいルックスとなっております。
サウンドホールのツーリングのパーフリング、白黒白の3ピースのバインディングも白色がかなり黄色く色焼けしており、この時期特有の厚みのあるラージガードも経年で縮んでしまい変形もしてきており、アジャスタブルのブリッジサドルやブリッジピン、エンドピンなどもオリジナルが残っておりますが、かなり年季の入った風合いとなっております。

サイド&バックやネックのマホガニーも、木目が透けて見えるマホガニーブラウンのカラーが、演奏で体の当たる辺りは劣化で曇っていたり、意外と塗装の艶感が残った箇所も有ったりし、そこに細かく傷も入っていたりもしますので、バックからのルックスもなかなかなヴィンテージ感溢れる見た目です。

黒いヘッドトップは使い込まれたギブソンでよく見られる、塗装が痩せてカサカサとした感じとなり、お馴染みのシンプルなモダンロゴに二点どめの黒のロッドカバー、ペグはオリジナルで華奢なオープンバックのタイプです。
指板とブリッジは、この時期以降によく見かける色味の薄いローズウッドですのでインディアンになった頃かと思います。
そこにシンプルなパールドットのインレイ、フレットも太くなった頃のオリジナルフレットが残り、ナットやサドル、ブリッジピンもオリジナルが残っておりますが、色焼けや汚れで、なかなか年季を感じる風合いです。

マホガニーのネックは、ナット幅が実寸で40mmほどのナローネック、細身ですがコロッとした握りのUシェイプで、ストロークなどでジャカジャカ弾くと、結構握り易いグリップ感です。

このようなルックス相応に、サウンドも年月を経たギターらしく枯れてボディの反応が良く、全体でよく鳴ってくれる個体です。
甘く爽快なサウンドで、独特なレンジ感の狭い丸い音、それがまた程良いコンプ感となって音が纏まり、ジャカジャカ弾くと心地良いギターです!
あまり出過ぎない丸い低音域、そして高音域もクリアでキレが良く、明るくコロコロと転がるようながトーン心地良いです。
ストロークのまとまり、バランスの良さが抜群で、スウィートな単音も味があり、おすすめのヴィンテージギブソンです!

なかなか凄いルックスをしておりますが、意外とオリジナルが残った個体で、付属のケースはノンオリジナルのハードケースですが、生鳴りも良く、プレイヤーの方におすすめの一本です!