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Martin D-45 (1974)

¥3,850,000. (税抜¥3,500,000.)

CONDITION:
EX++
TOP:
German Spruce
SIDE   BACK:
Indian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
42.8mm
BRACING:
Non Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
Black
SCALE:
645mm
BINDING:
White
TUNER:
Original Grover
CASE:
Blue Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
blue-g@blue-g.com

営業時間(月曜定休)
11:00~19:00

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近年ますます大人気の70年代D-45!!
その中でも初期の、ジャーマンスプルーストップの1970年代製D-45が入荷しました!!

使われている木材の良質さとインレイワークの美しさは、まさにMARTINのフラッグシップモデルにふさわしく、素晴らしい雰囲気を持ったD-45です!!
きめ細かなトップの木目、そして明るいレモン色に焼けた色白なトップがいかにもジャーマンスプルースらしい表情で、やや青味がかった明るいアヴァロンのボディトリムやサウンドホールのパーフリングがよく映えます。
この年代らしくピックガードの貼り替えが有り、ブリッジ浮きの修理跡も見受けられ、恐らくそれらに伴って若干のオーバーラッカーが有りますが目立つ程では無く、全体的に傷も少なく、非常に綺麗な顔付きです。

サイドバックに使われている、インディアンローズウッドも素晴らしく、綺麗に整った柾目の木目を持ち、陰影が有って表情豊かな材が用いられ、色味の深いバックやサイドのアヴァロントリムや、センターのカラフルな寄せ木細工も緻密な作りで、D-45らしい風格があります。

特徴的な縦ロゴのヘッドも素晴らしい雰囲気で、70年代に入って凛とした雰囲気のヘッドシェイプには杢目の美しいローズウッドのヘッドプレート、そこに「C.F.MARTIN」のアバロンインレイの縦ロゴが輝きます。
アンティークに色焼けしたヘッドバインディングに、適度にメッキが掠れたゴールドのグローバーペグも良い雰囲気を醸し出しております。

しっとりとした黒いエボニー指板には適度に色焼けしたバインディングが巻かれ、そこに表情豊かで印象的なヘキサゴンインレイが輝きます。
ナット幅42.8mmのマホガニーネックは、微妙にソフトVっぽくネック裏にピークを感じるUシェイプネックで、SQロッドらしく微妙に肉厚な感じもありますが握り易く、この時期のネックグリップはフィンガーでもストロークでも扱い易いグリップ感かと思います。

ネックの状態も、当店に入荷後にネックリセットやフレット交換、サットやサドルの交換など、フルでセットアップしており、現状での弦高も12Fの6弦で2.5mm、1弦で2mmにセットアップしておりますが、ブリッジサドルの出幅にも十分に有りますので、弦高調整の余裕もまだまだございます。

サウンドも、この美しいルックスそのまま表現したような、これぞD-45と言えるようなとてもゴージャスなサウンド!!
オリジナルのノンスキャロップのブレーシングからの芯の強さが有りますが、年式を経て適度に経年した木材からの、豊かな倍音感が包み込むようなふくらみを感じる温かなサウンドで、懐の深い、奥行きのある分厚いトーン!この立体的な一音一音に、とても説得力があります。

この豊かな倍音は柔らかな余韻を持たせますが、そこにジャーマントップの敏感な反応が心地良く、キリッと引き締まったシャープな出音に、粒立ちの細かな甘い響きが感じられます。
ボディの重厚感も有り、基音にたっぷりと倍音が重なっていくバランス感が素晴らしく、低音弦の深い反応に負けないプレーン弦もしっかりと芯のあるサウンドで、ドレッドノートらしいどっしりと重量感のある、ゴージャスなトーンです!

ボディの鳴り方がとても気持良く、明るくエレガントなルックス、そしてシッカリとセットアップして演奏性も良好な70年代ジャーマントップのD-45!
付属のケースもブルーケースがついており、近年では出物も少なくなっておりますので、気になる方はお早めに!