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Epiphone ZENITH (1952〜53)
¥363,000. (税抜¥330,000.)
- CONDITION:
- VG++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Maple (3-Piece)
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 41.8mm
- BRACING:
- Original
- PICKGUARD:
- Non Original
- SCALE:
- 654mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Original Open Gear
- CASE:
- Non Original Hard Case

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50年代、ニューヨークEpiphone時期のゼニス!
アーチトップでピックアップが搭載されていない、アンティークなアコースティックギターでブロンドカラー、各部修理なども多いプレイヤーズコンディションのヴィンテージ です。
エピフォンの黎明期、1920年代にバンジョーの製作で名を馳せていた頃、「Epiphone」のブランド名もスタートしたようで、その後の1928年頃には、当時人気の高まってきたアーチトップギターの製作もスタートさせ、30年代以降では、同じくアーチトップギターで名を馳せていたギブソンと覇を競うほどにもなっていきました。
この頃は俗に「ニューヨーク エピフォン」と呼ばれ、エンペラーやトライアンフ等の名機が登場し、多くの有名ミュージシャンに愛用されて人気を博しておりましたが、第二次世界大戦を挟んでだんだんと経営が悪化し、1957年にはギブソンに買収されております。
現在はGibsonのセカンドブランドとして、安価なモデルのイメージが強いEpiphoneですが、ギブソン買収後から60年代にかけてのギブソンメイド時期では特徴的な個性を持ったモデルも多く、TexanやCasino等の名機も誕生しましたが、やはりEpiphoneのアーチトップギターでは、現在でもニューヨーク エピフォン時期の人気が高くなっております。
本機は、そんなニューヨークエピフォン期でも最後の頃の50年代製で、アーチトップのアコースティックギターでは有名なZENITHです。
エピフォンのアーチトップでは見かける事も多い機種で、1931年の登場時には13 5/8インチのボディサイズでしたが、その後に他の機種と同様に年々とと大型化され、1936年にアーチトップとしては一般的なサイズ感に近い16 3/8インチのボディサイズとなって、当時対抗していたギブソンでは、定番のL-4やL-10、L-48などが16インチのサイズですので、エピフォンのピックギターの中では扱い易く、一番馴染み易いモデルかと思います。
今回入荷は、シリアルナンバーや各部の仕様から1952年製もしくは1953年のZENITHで、各部に修理や調整が入ったプレイヤーズコンディションとなっております。
ウッドマテリアルは、スプルースの単板アーチトップにメイプルでプレスのアーチバック、マホガニーネックはセンターに薄くメイプルを挟んだ3ピース構造でローズウッド指板という仕様で、トップの塗装はやや濃い目に色焼けしたリフィニッシュ、サイド&バックにもオーバーコートが有り、ネックは塗装が剥がされたりしており、全体的にそれぞれの作業後も年月が経過しており、独特でアンティークなルックスになっております。
ボディバインディングは巻き直されて修理されており、木製のブリッジも上部の駒が交換、ピックガードも交換されており、エンドピンは欠品しております。
この時期らしいセンターディップのヘッドには、スクリプトのパールロゴ、ベルエンドと呼ばれる白い丸ツマミでオープンギアの華奢なオリジナルペグ、トラスロッドカバーは白く厚手なタイプに交換されております。
バインディングの無いローズウッド指板には、3、5、7、9、12(ダブル)、15フレットにパールドットインレイが入り、ネックグリップはナット幅が実寸で約41.8mm程、ネック裏にややピークを感じる極ソフトなVシェイプですが、程々の太さで、けっこう弾き易いグリップ感です。
その他、ネックのヒールキャップは交換修理されており、ネックグリップの裏の塗装が剥がされた後、ネック全体にもオーバーラッカーが吹かれております。
全体的に修理やパーツ交換、塗装のリフィニッシュやオーバーコートも多い個体ですが現在の演奏性は良好で、付属のケースはノンオリジナルのハードケースが付属します。
サウンドも、塗装面の修復も経年で痩せて木部に馴染んでおりますので、適度に乾いたヴィンテージらしいトーンは残り、アンティークなルックスが良い味を出しているギターで、アコースティックでアーチトップのピックギターは活用方が限定されてしまうマニアックな楽器ですが、ついつい手元に置いてポロポロと弾きたくなるギターです。
ニューヨークエピフォンのギターは、その時期独特のスペックやルックスが個性的で、このような古いギターが好きな方にはオススメの一本です!
気になる方は、是非お試しください!
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