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Gibson J-45 CS (1967)
¥770,000. (税抜¥700,000.)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 40mm
- BRACING:
- Non Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original
- SCALE:
- 628mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Kluson 3 per side
- CASE:
- Chip Board Case

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雰囲気の良い1967年製チェリーサンバーストのJ-45!
程良く弾き込まれ、指板脇からサウンドホール周りにかけて細かく弾き傷が入り、塗装面も経年で適度に痩せてきておりますが、鮮やかなチェリーサンバーストの明るい表情が残るのは、60年代後半だからこそのルックスです。
Gibsonでは定番的人気機種のJ-45ですが、60年代に入りサンバーストのカラーが赤いチェリーサンバーストとなり、特に後期の色合いは、赤味が抜けたり焼けたりし辛く、明るめな色合いで残るのが特徴です。
今回入荷のJ-45も、そんな明るい表情が残る1967年製で、そこそこ弾き込まれてはおりますが、木部の割れや目立つ傷はなく、パーツのオリジナル度も高い状態が残り、意外と素性の良い一本です。
トップは定番のスプルース材で、指板脇には広範囲で弾き傷が入り、サウンドホール周りの1弦側縁は木部が見えてしまっているところもあり、塗装面も経年でそこそこ痩せて、バリバリとウェザーチェックが入っているのですが、それでもセンターの濃密な黄色味から外周の鮮やかで明るい赤味にかけてのグラディエーションが綺麗に残り、この時期らしい明るい表情のJ-45です。
特徴的な分厚いラージガードは、ほんのりと色が透ける独特なルックスで、60年代らしいツーリングのサウンドホールやボディのバインディングは黄色く焼け、色味の明るいローズウドのブリッジには、サドルもローズウッドのアジャスタブルブリッジと、こちらもこの時期らしい仕様です。
ネックやボディのサイド&バックにはマホガニー材が用いられ、木目が透けるチェリーレッドの色合いも濃厚でダークな色合いが残り、トップと同様に黄色く焼けたバインディングとのマッチングがアンティークな風合いです。
J-45らしいシンプルなヘッドは、黒いヘッドトップにールドのモダンGIBSONロゴが映えており、ペグはオープンギアの華奢なタイプが搭載されております。
J-45といえばクルーソンの3連で白い丸ツマミが定番ですが、この年式辺りではオリジナルでこのタイプが搭載される事があります。
指板には色味の濃いローズウッド材が使われており、この時期辺りでは明るい色味のローズウッドが増えてきますが、こちらは比較的にダークで濃い色合いで、シンプルなパールドットのポジションマークが綺麗に映えます。
ネックグリップは60年代後期らしくナット幅40mmのナローネックで、やや肉厚なかまぼこ型のスリムなネックシェイプは、ガッチリ握ると意外と握り込み易く、コードストロークで弾くと心地よい演奏性を持っております。
サウンドは、それなりに弾かれているだけはあり、ヴィンテージギターらしく適度に枯れてボディの反応が素早く、それでいてローズウッドサドルからのウッディで暖かな印象もあるトーンです。
低域が丸く柔らかでレンジ感も狭めなこのスペックらしい鳴りなのですが、コードストロークでカッティングすると、適度にコンプがかかったような歯切れ良いパーカッシブなトーンが心地よく、明るく軽快なキレの良さを楽しめるギターです。
気兼ね無くストロークで弾くと絵になるギブソンサウンドで、フィンガーでポロポロ弾いてもバランス良く柔らかく纏まり、弾き語りやボーカリストのバックでリズムを刻むと似合うギターかもしれません。
この60年代後期の中でも、この華奢なペグにローズウッドサドルの個体は手頃な物が多く、スペック的にはパーツ交換や改造などされてしまう事も多いのですが、意外と今回の個体は弾き込まれている割にはオリジナルパーツが残り、ネックヒールにストラップピンの取付はありますが、ナットやフレット、ブリッジピンなどの交換され易い消耗パーツもオリジナルが残っておりますので、意外と珍しい個体です。
付属のケースはこの年式らしくチップボードケースですが、こちらも比較的に良く残っており、ネックのコンディションも良好ですので、J-45としてはお手頃ながらも、なかなか素性の良いおすすめの一本です!
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