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Martin 0-42 (1921)

SOLDOUT

CONDITION:
EX
TOP:
Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Brazilian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
48.5mm
BRACING:
Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
SCALE:
632mm
BINDING:
Ivoroid
TUNER:
Original
CASE:
Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
blue-g@blue-g.com

営業時間(月曜定休)
11:00~19:00

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生産本数が極めて少ないPre-War O-42が入荷しました。

1921年製!! ナイロンブレーシング時代の、あたたかいトーン。
ボディの反応が心地よく、高域の粒立ちがキラキラと、非常に倍音豊かです。
演奏しやすく調整されたオススメのヴィンテージです。

トップは杢目のつまったアディロンダックスプルース!!

明るい顔で、黄色く焼けた風合いが時代を感じさせてくれます。
ロゼッタのリングや、トップのボーダーのアバロンインレイは、ピースごとに鮮やかに輝き、
ウッドのパーフリングの質感が味わい深いです。
細く繊細な、アイボロイドのボディバインディングや、小作りなピラミッドブリッジなど、細部が非常に繊細な作りです。

サイドバックは、すばらしい杢目のブラジリアンローズウッドが使われています。
素直な柾目のハカランダで、古材の特徴的なノコギリの挽き跡が斜めに走っています。

バックのセンターは、サイズの太いカラフルなウッドモザイクが印象的で、
メイプルとローズウッドを使った外周のパーフリングの質感も美しい仕上げです。

無地のシンプルなスロテッドヘッド。ヘッドロゴができる以前のモデルで、非常にスマートな質感です。
美しいマホガニーのネックは、ネックヒールのカーブも繊細で、ヒールキャップも面取り感のある立体的な作りです。

ボディネックともにオーバーコートはありますが、
黄色く焼けた風合いといい、細かくウェザーチェックが入った味わい深いルックス。
時代を経たヴィンテージならではの雰囲気です。

入荷後に、ネックリセット、リフレット。ナット、サドル交換。
バックのセンター付近のクラック、バック1弦側くびれのクラック。サイド6弦側クラックを修理。
ピラミッドブリッジのサドル脇のクラックや、ピン穴横のラインクラックなども、オーバーホールしています。

指板は交換され、オリジナルのバーフレットではなく、Tフレット仕様です。
指板脇のバインディングは焼けた風合いがあり、ポジションマークのスノーフレイクインレイも、控えめなスタイル42らしい、5フレット目から始まる、上品で美しいルックスを再現しています。弾きやすく、セッティングされた、とても健康なヴィンテージです。EXライトゲージで、甘く芳醇なトーンを、ぜひ、お楽しみください。

ナット幅48.5mm。
薄いVシェイプで、丸くなだらかな触り心地です。

鉄弦対応以前の、とても繊細な反応です。
ギター自体が軽く、全体が鳴っていて、ウッディで自然なトーンに感動します。
アバロンインレイが施された、NARTINの華やかなテイストは、戦後の復刻から、現代のモデルまで、
底のところに、一脈通じるものを感じてしまうところも、驚きです。

弦楽器の魅力である、空気の揺れ、エレガントな波動は、とても心地よいです。
ウッディな、箱の響きは、なんとも味わい深く、芳醇な倍音感がたまりません。

弾きての心地よさももちろんですが、
前で箱から出てくる音のシャワーをあびる楽しさ、清々しさは、ヴィンテージならではの魔法を感じます。
丸くあたたかい音。魅惑的な中域から高域の繊細なサウンドは、得難い体験です。

製作が大正10年と、たくさんに時代を経た、魅力的な一本です。
しっかりメンテナンスされ、現役で気持よく使えるヴィンテージです。
ぜひ、この機会にお試しください!!