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Martin 00-18 (1964)
¥770,000. (税抜¥700,000.)
- CONDITION:
- EX++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Brazilian Rosewood
- BRIDGE:
- Brazilian Rosewood
- NUT WIDTH:
- 43mm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original Tortoise
- SCALE:
- 632mm
- BINDING:
- Tortoise
- TUNER:
- Original Grover
- CASE:
- Non Original Hard Case

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アンティークな渋い表情を持った1964年製 00-18!
程良いサイズ感と軽快で抜けの良いサウンド、気兼ね無く扱えるヴィンテージとしても人気の00-18ですが、近年はだんだんと出物も少なくなってきました。
特に60年代中期頃より細かな仕様変更が有り、見慣れた70年代以降のスタイルよりもレトロな雰囲気が残る60年代半ば以前の個体は人気も高く、今回入荷の64年製も、ベッコウ柄のピックガードやバインディング、ロングサドルのブリッジなど、古い時期の風合いが残る最後の頃の製造で、修理、調整箇所やオーバーコート等もありますが、ヴィンテージの風合いがよく残った一本です。
トップはスプルース、真っ直ぐな木目、色白で綺麗な表情を持った質感の良い材で、ベッコウ柄のピックガードやバインディング、程良い色味のハカランダのブリッジに収まったロングサドルなど、この時期らしいスペックとよくマッチしております。
ヴィンテージのMartinらしく、ピックガードの内側にはマーチンクラックの修理跡が有りますが、裏止めのパッチが当てられて綺麗に修理されており、恐らくかなり古い時期にトップにオーバーコートされておりますが、そのオーバーコートにも経年でバリバリとウェザーチェックが入っており、アンティークは風合いは残っております。
サイド&バックはマホガニー、マホガニーブラウンの色味から透けて見える木目は整った、こちらも綺麗な良材で、18スタイルらしいシンプルなルックスですが、アンティークなベッコウ柄のバインディングが渋い風合いで、味わい深い佇まいです。
この時期らしい角の丸まったヘッドには可愛らしく、ヘッドトップにはブラジリアンローズウッドのヘッドプレート、そこにはレトロに色焼けしたマーチンロゴが収まり、チューナーは華奢な印象のオープンバックのオリジナルGroverが付いており、過度な装飾を排したようなシンプルな佇まいが、小柄な18スタイルらしく良い雰囲気です。
このヘッドトップの合わせるような流れで、指板にもブラジリアンローズウッド、そこにはシンプルにバインディングは無く、インレイもパールドットのシンプルなスタイルです。
ナット幅が約43mmのマホガニーネックは適度な太さで、ネック裏にほんのりとピークを感じるグリップは絶妙に手に馴染み、とても握り易く、ストロークでもフィンガーでも扱い易い演奏性の良さがあります。
このネック裏のフィニッシュにもオーバーコートが有り、こちらはトップよりも最近にオーバーコートされたと思われ、薄めな塗装ですが、ネック裏の触った感触がスルッと滑らかな感じになっております。
このやや小柄な00サイズのボディですが、とてもふくよかな出音のギターで、軽快でレスポンスも速く、軽くコードを鳴らすだけでも、スパーッと広がる明るく華やかな素晴らしいトーンを味わえる個体だと思います。
この年代の18スタイルらしい、マホガニー材の明るく暖かで深みの有る倍音感を持ちつつ、ヴィンテージらしい枯れた音のニュアンスもしっかりと持っており、弾いていて楽しい個体です。
やはり00-18は抱え易く弾き易いギターで、気軽にストロークで弾いても良いですし、フィンガーのサウンドはマーチンらしい太く甘いトーンで絶品です!
こちらはピックガード内側にマーチンクラックや、トップやネック裏のオーバーコート、ネックヒールに若干クラックの修理跡が有り、ストラップピンを取り付けたネジ穴の跡も残っております。
その他、ナットやブリッジサドル、ブリッジピンなどの交換はあり、付属のケースもノンオリジナルのハードケーですが、ネック周りなどはセットアップしておりますので、演奏性に問題はございません。
修理や調整箇所は有りますがアンティークで良い雰囲気は残り、生鳴りも良いギターですので、プレイヤーの方には是非弾いて頂きたい、お勧めの1本です!
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