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Martin D-12-20 (1967)

¥385,000. (税抜¥350,000.)

CONDITION:
EX+++
TOP:
Spruce
SIDE   BACK:
Mahogany
FINGER BOARD:
Brazilian Rosewood
BRIDGE:
Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:
47.2mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
Original Tortoise
SCALE:
632mm
BINDING:
Black
TUNER:
Original
CASE:
Original Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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12Fジョイントの12弦モデル、D-12-20の1967年製!

マーチンの12弦モデルは意外と登場時期が遅く、スロテッドヘッドと12フレットジョイントのレトロなルックスを持つD-12-20が1964年に登場したのが最初となり、今回入荷は1967年製で、比較的に登場時の雰囲気を残した時期の製造です。

またMartinの12フレットジョイントモデルは存在感の強さも特徴で、他のブランドの12フレットジョイントですと、14フレットジョイントと比べてボディの形は同様でネックがボディに入り込む形で12フレットジョイントになっていたりするのですが、マーチンの場合にはジョイント位置変更分だけボディが伸びるようになっておりますので、14フレットジョイントと比べると縦長にボディが大きくなります。
ですので、ただでさえ大きなドレッドノートでは12フレットジョイントですと更に大きくなり、そこにスロッテッドヘッドの12弦のヘッドが合わさりますので、かなり存在感が強く、押し出しの強いルックスが特徴となります。

そんなMartin初の12弦ギターであるD-12-20の60年代製である本機は、色焼けして渋い風合いで、経年で痩せた塗装面には細かくウェザーチェックが入り、トップのスプルースも冬目の強いクッキリした主張の強い木目を持ち、積層の黒いバインディングやベッコウ柄のピックガード等と共に、ヴィンテージらしい渋い表情のギターです。
サイド&バックもマホガニーブラウンのカラーから透けて見える木目は、きめ細かに整った良い雰囲気のマホガニー材が用いられており、このバックのフィニッシュも、よく見てみると細かくウェザーチェックが入ったアンティークな風合いです。

12弦モデルらしく存在感の強い長めなスロッテッドヘッドに入ったMartinのヘッドロゴは、かなり深く焼けて黒ずみ、ローズのヘッドトップもアンティークに焼けて、シンプルでウッディな雰囲気です。
ネックも良質なマホガニーを用いられており、ナット幅が約47mmの12弦らしい幅広なネックシェイプですが、厚みはそれ程ではないので、12弦としては意外と握り易く、弾き易いネックのギターで、ペグもオリジナルペグで動作も滑らかでこのまま使えますので、古いながらも使用感は良いギターです。

サウンドは、12フレットジョイントの大柄なドレッドノートらしい重厚な感触はありますが、やはり60年代のマホガニーですので、軽やかで爽やかに抜ける倍音感が心地良く、12弦ギターらしい広がり感の有るサウンドは最高です!

状態等も、年式相応に焼けや痩せ、細かな弾き傷やウェザーチェックが入った様などはヴィンテージ らしく、トップのセンターに若干の開き修理跡が有り、ボディー内にセンターシームを当てて綺麗に修理されておりますが、他には大きな割れた傷などは無く、年式を考えるとかなり良い状態を保っているかと思います。

ネックなどの演奏面も、入荷時にナットやサドルの交換、ネックのリセット調整を行なっておりますのでプレイヤビリティーの状態も良く、サドルの出幅もシッカリと確保できております。

その他、ネックヒールにストラップピンの取付が有り、付属のケースは年式相応に痛みは出ておりますが、オリジナルケースが付属しております。

12弦ギターのマホガニーモデルですので、同年代のヴィンテージMartinからするとお値段も手頃で、12弦ギターが1本欲しい人にはとても面白い選択肢だと思います。
気になる方は、是非お試しください!