VIEW COUNT 1215

Merrill OM-28 herringbone (2018)

SOLDOUT

CONDITION:
EX+++
TOP:
Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Brazilian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony(Style-28 Diamonds and Squares Short Pattern )
BRIDGE:
Ebony 1930 Style Belly Long Saddle
NUT WIDTH:
44.4mm
BRACING:
Scalloped X-Bracing(Forward Shifted)
PICKGUARD:
Tortoise
SCALE:
645mm
BINDING:
Ivoroid
TUNER:
Waverly
CASE:
Original Hard Case
ルシアーの紹介ページへ
NO VIDEO NO VIDEO

≪ 購入・お問い合わせ ≫
BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
blue-g@blue-g.com

営業時間(月曜定休)
11:00~19:00

NO VIDEO

30年代のヴィンテージMARTINを再現したサウンドで、絶大な支持を得ているメリル!
ヘリンボーントリムのヴィンテージスペックOM-28で、アディロンダック&ハカランダを用いた人気の高いスペックの2018年製中古品!

Jim Merrill ジムメリルは1980年代から、リペアショップでヴィンテージ マーティンやギブソンの修理や修復を手がけ、1983年にD-18のコピーを作ったのを始めに、リペアの合間をぬってギター製作をはじめました。
その後、2000年にバージニア州の小さな工房でMerrill guitarを立ち上げ、マーティンのゴールデンエラ期の音を見事に再現したハイレベルなギターを製作しています。

独立してすぐはメリル・ブラザーズとして兄弟で作っており、その頃よりジャック・ローレンスやブラッド・デイビスがコリングスから持ち替えたり、デヴィッド・グリアがナッシュビル・ギターから持ち替えたりと、凄腕プレーヤー達が愛用したことで、ブルーグラス界で注目を集めました。

現在はすべての工程をジム・メリル一人で行っており、製作本数も激減し、新品のオーダーも難しく、なかなか手に入りにくいギターとなってしまいました。


今回入荷は、メリルとしては比較的近年の2018年製作のモデルで、人気の高い30年代のOM-28を再現したスタイル、ウッドマテリアルにはトップ材にアディロンダックスプルース、サイド&バック材にはブラジリアンローズウッドを用いた、非常に人気の高いスペックのモデルです。

トップのアディロンダックスプルースはスッキリとした杢目で、非常に木目の詰まった絹のような質感の上質なプレミアム材が使われております。ライトなエイジングトナーも雰囲気も良く、1931年からラージサイズになった鼈甲柄のピックガードもレトロに再現し、極薄の塗装がトップ材と馴染んで、良い顔をしています。
ヘリンボーンのトリムにアイボロイドのボディバインディング、30年代スタイルのロングサドル仕様のベリーブリッジは自然の杢目が美しく、暖かい質感のエボニーが使われ、ブリッジの形状や光沢の有る質感が、ヴィンテージ品を思わせるリアルな仕上がりです。

サイドとバックには、プレミアムグレードのブラジリアンローズウッドが用いられ、ダークな色合いの濃く赤黒い材で、照明を受けると赤褐色の色味が浮かび上がり、適度に入った杢やハカランダらしい黒い筋が入り、非常に美しくエキゾティックな風合いです。
バックのセンターストライプがジグザグパターンなど、オーセンティックな28スタイルの装飾を再現し、ヴィンテージマーチンの美味しい要素が詰まった、素晴しい雰囲気を持っています。

ネックは充分に乾燥させた古材のホンジュラスマホガニーで、縦にすっきりとラインの走る良質なマホガニーが使われており、30年代初頭の雰囲気を再現した薄めのVシェイプは、握りやすく、優しく手に馴染みます。
リアルなヘッド形状や、細く美しいネックヒール、ネック裏のひらべったいボリュートの飾りなど細部まで、非常にリアルな作り込みで、ネックのブラウンカラーの仕上げも渋く、薄い塗装の質感も加わり、雰囲気抜群のマホガニーネックです。

ロゴのないスマートなヘッドはペグ位置が高く、バンジョーペグ時代の名残を感じさせてくれるマニアックな配置になっており、ヘッドプレートには、柾目の素直なブラジリアンローズウッドが使われ、丸いオーバルボタンのウェバリーチューナーも雰囲気良く、塗装が馴染んで、とても古い質感を感じさてくれます。
指板は黒く良質なエボニーが使われ、シンプルなショートパターンのスロテッドダイヤモンドインレイが映えます。

サウンドも、トップの反応が軽快でキリッと立ち上がりが良く、重厚な箱の反応も頼もしい響きです。
澄み切った出音もそうですが、ネックの震えや楽器を抱えた弾き心地も、オリジナルのヴィンテージのニュアンスを見事に再現しており、各弦が立体的で、オープンな鳴り方が気持良く、ブラジリアンローズウッドならではの懐が深く、ふくよかで美しい残響感も素晴らしいギターです。

状態等は、サウンドホール周りやピックガード周辺の弾き傷、ボディバックのバックル擦り傷、ヘッドのペグツマミ周りにはワインダー跡と思われる傷など有りますが、木部の大きな割れや傷は無く、2018年製と考えると年式の割には状態が良い一本です。
付属のケースもセダークリークの上品なハードケースが付属しております。

スームズなフィンガーピッキングはもちろん、フラットピックでの軽快なサウンドも心地良いギターで、メリルの良さを満喫できる、オススメの個体です。
気になる方は、是非この機会に体感して下さい!!