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Allman AJA-22V (2001)

¥275,000. (税抜¥250,000.)

CONDITION:
EX+++
TOP:
European Spruce
SIDE   BACK:
Indian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
43mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
None
SCALE:
645mm
BINDING:
Rosewood
TUNER:
Waverly Gold
CASE:
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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オールマンのフィンガースタイル向けモデル、AJA-22Vの2001年製中古品!

オールマンギターは、ギターの製作家としては勿論、ヴィンテージマーチンの研究家としても評価の高い塩﨑雅亮氏によって製作されたハンドメイドブランドですが、このAJAのスタイルはトラディショナルなマーチンスタイルではなく、フィンガースタイル向けに開発されたモダンなスタイルが特徴です。

基本的にオールマンギターは極少数生産のハンドメイドギターで、ベテランルシアーが個々に手掛けておりますので、オーダーの意向やギターの方向性によって同じような型番でも多少のスタイルの違いはあり、今回入荷のAJA-22Vは元々個人オーダー品で、製造が2001年と比較的に初期の為、モダンなスタイルながらも、ややトラディショナルな感触を持つギターとなっております。

サイズ的にはOMスタイルのカッタウェイで、トップは詳細が不明ですが恐らくジャーマン系のヨーロピアンスプルース 、サイド&バックはインディアンローズウッドとトラディショナルな組み合わせとなっており、ブレーシングパターンはノンスキャロップですがやや細身のシェイプ、Xのクロス位置はフォワードシフトの辺りとなっております。
恐らく、細かく深く木目の通った、しなやかで弾性の強そうなトップ材に合わせて設計されたと思われ、チューニングしてポロポロと爪弾いた感触は、弦を弾くとそのまま音になるような反応の良さ、そして伸びやかなサスティーンと程良く包み込む倍音感を持ち、やや小慣れて枯れた感触も併せ持つのは、製造から年式を経たからもあるかもしれませんが程良くモダンさとヴィンテージ感を持った、マーチンのコピーでなく、オリジナルのサウンドスタイルを確立させたギターに仕上がっております。

やや先細りのモダンなシェイプのヘッドには、ウッドのヘッドトップにゴールドのウェバリーペグ、ブランドロゴ等は無いシンプルなルックスで、エボニー指板のマホガニーネックも、ポジションマーク無しとシンプルなスタイルです。
このようにスッキリとしたスタイルのネックは、ナット幅が約43mmで普通よりも若干薄めなネックグリップとなっており、フィンガースタイル系の幅広で薄いネックよりも、もっと中庸な握り易いグリップ感となっております。

ボディの装飾もシンプルに見えますが、サウンドホールにはアヴァロンのパーフリングが入り、ローズウッド系のウッドバインディングにヘリンボーンのトリム、エボニーのブリッジも凝った造り込みのデザインで、けっこう上品で落ち着いた風合いとなっております。

製造は2001年製と、製造から20年以上経たギターで、サウンドホール周りの弾き傷や薄めな塗装にもウェザーチェックが入ったりもしておりますが、大きな傷や割れは無く、年式の割には良い状態で、フレット及びサドルの高さにも十分余裕があります。
入荷時にも演奏面のセットアップを行なっており、ナットやサドルの交換やフレット調整等のセットアップを行なっておりますので、現在はネックコンディションも良好で弾き易くなっております。

やはり塩崎氏が手掛けただけあり、モダンなスタイルの中にもヴィンテージマーチンのエッセンスが、其処彼処に散りばめられた、温故知新とも言うべき安心感が有り、なかなか良質なカスタムギターです。

こちらは、ボディ内のラベルに、オーダー者であるファーストオーナーのネームが入ってしまている為、この質感の高さやサウンドの良さ、高い演奏性を考えると、お買い得となっております。
気になる方は、是非お試しください!