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Guild F-30 SB (1979)

¥275,000. (税抜¥250,000.)

CONDITION:
EX+++
TOP:
Sitka Spruce
SIDE   BACK:
Mahogany
FINGER BOARD:
Rosewood
BRIDGE:
Rosewood
NUT WIDTH:
42.8mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
Original Tortoise
SCALE:
645mm
BINDING:
Black
TUNER:
non-original
CASE:
Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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1979年製、渋いサンバーストのGuild F-30!

近年ではMartinやGibsonのヴィンテージが高騰する中、古いGuildは手頃な出物は多く、特に今回入荷のF-30のようなマホガニーのモデルはお手軽にヴィンテージトーンを体感できるモデルとしてオススメです。

ギルドでは「Aragon」などとも呼ばれるF-30は、MartinでいうOMや000と同程度のボディサイズで25.5インチスケール、スプルース トップにマホガニーのサイド&バックを持ったモデルですので、感覚的にはOM-18のような立ち位置の機種でありますが、1970年代に入ってお尻が丸みを持ったボディシェイプで、胴厚も厚めとなったボディシェイプに変更されており、今回入荷の1979年製も変更後のスタイルとなっておりますので、この深胴とギルド特有のトーンとが相まって、このサイズのマホガニーのギターとしては、けっこう重厚な感触をもったトーンです。

また、このサンバーストのカラーもなかなか渋い色合いで、ややダークな風合いのサンバーストに強めな木目がスッと流れるスプルースのトップに、大柄なベッコウ柄のピックガードに積層のパーフリングが三重になったサウンドホール、独特な形状のブリッジにブラックのバインディングと、渋くありながらも主張が強い、いかにもギルドらしいルックスとなっております。

ネックやサイド&バックにはマホガニーが用いられ、どちらも緻密な木目に細かくふわっと杢の出た良質なマホガニーの木肌を持ち、濃いめなブラウンのカラーから薄く透けて見えます。
バックはシンプルなブラックのみのバインディング、ヘッドも突き板の無いシンプルな装飾系ですが、それだけにこのマホガニーの木目が楽しめるルックスで、シンプルなデカールロゴにオープンバックのペグ、バインディングの無いローズウッドの指板にはパールドットのポジションマークと、こちらもシンプルなスタイルです。

ネックグリップはナット幅42mmの握りやすいネックで、程良く取り回しの楽なサイズのボディと共に、演奏しやすいのが特徴のモデルです。
サウンドもマホガニーらしい軽やかさの中に、重量感のある芯の太いサウンドを持ち、強いストロークにも余裕があり、張りのある高音が爽快な響きです。経年で程よく枯れた感触もありますので、フィンガーでポロポロと弾いても心地よく、なんとなくですが質実剛健とも感じる、やや無骨な押しの強さを持つルックスなのですが、サウンドはストロークでもフィンガーでも意外と扱い易く、けっこう取り回しの良いギターではないかと思います。

状態はかなり使い込まれ、修理や調整箇所は多い個体ですが、入荷時にネック等のセットアップは行っておりますので、現在は演奏性は良好となっております。
入荷時にリフレットやナット、サドルの交換は施しており、その他ではネックヒールにストラップピンの取付、ペグは以前に別のタイプが取り付けられていた跡がありますが、現在はグローバーのオープンバックが付いており、ロッッドカバーはオリジナルに見えますが交換されております。また、ヘッドクには大きくラック修理が有り、サイドにもクラック修理跡があります。
上記のように修理箇所は多めで、ヴィンテージとしてはお手頃ですが、塗装などはオリジナルで雰囲気も良く、オリジナルハードケースも付属しており、サウンドもシッカリとギルドらしさを残した良い鳴りですので、プレイヤーの方にはお勧めの一本です!

お手頃ヴィンテージでルックス&サウンドともにオススメの1本です!
ぜひ、お試しください!!