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Martin D-18 (1952)
¥1,430,000. (税抜¥1,300,000.)
- CONDITION:
- VG+++
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Brazilian Rosewood
- BRIDGE:
- Brazilian Rosewood
- NUT WIDTH:
- 42mm
- BRACING:
- Original Non-Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original Tortoise
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Tortoise
- TUNER:
- KLUSON
- CASE:
- Hard Case
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抜群にサウンドの良い52年製D-18が入荷しました!!
かなり弾き込まれてきた個体のようで、経年の弾きキズや打痕、トップはかなり以前にオーバーコートされて飴色に焼けた色合いなど、全体に使い込まれた歴史を感じさせる魅力的なルックスで、各部に修理や調整箇所がありますが、現在は弾き易い状態にセットアップされており、50年代マホガニーのブライトながらも野太いトーンを楽しめるギターです!
トップは整った木目が穏やかに流れるスプルース。
非常にバランス良く纏まって綺麗な木目ですが、かなり以前にオーバーコートされたフィニッシュが飴色に焼け、恐らく薄めの上塗りだったからかと思われるウェザーチェックも発生しておりますので、ヴィンテージらしいかなり壮絶なルックスとなっております。
ピックガード下のマーチンクラックや、トップ1弦側の端からサイドにかけて大きなクラックの修理跡が有り、バックにも1弦側端近くにクラック跡が有りますが、現在は修理されて演奏上は問題無い状態です。
その渋いトップにはベッコウ柄のピックガードやロングサドルのベリーブリッジなど、この時期らしいスタイルがマッチし、バインディングもベッコウ柄が良い感じで、併せて渋い風合いとなっております。
サイド&バックは密度の濃い美しいマホガニー。
マホガニーブラウンの色合いと、こちらもシンプルなベッコウ柄のバインディングが穏やかに合わさり、過度な装飾が無いだけに、この濃密に詰まった木目が程よく暴れて流れるマホガニー材の、エキゾティックな木目を堪能する事ができます。
ヘッドプレートや指板には杢目の素晴らしいブラジリアンローズウッド。
50年代のスマートなヘッド形状に丸いつまみのクルーソンペグや黄金のマーチンロゴ、指板はシンプルにバインディング無しでパールドットのインレイなど、この時期の18スタイルらしい風合いが楽しめます。
ネック材にも良質なマホガニーが用いられ、ナット幅が約42mmのネックグリップはややガッチリとしたラウンドシェイプで、握り込んだ時に手に馴染む、収まりの良いグリップ感は、ヴィンテージギターが好きな方には好まれる握り心地ではないかと思います。
以前にリフレットされ、フレット高もシッカリと残っておりますので、現在は演奏性が良好となっております。
この演奏性の高さに加えて、何といっても70年以上経った50年代18スタイルのマホガニートーンは素晴らしく、使い込まれてきたヴィンテージサウンドを存分に楽しむ事が出来るのがこのギターの魅力です!
音抜けの良さ、50年代マホガニーらしい剛直でブライトなサウンドキャラクター!
乾いた響きに単音のふくよかさも絶品で、荒々しいストロークでの爽快感も気持良いトーン!
音の立ち上がりが早く、軽くつま弾くだけでもストレスなしに音が抜けて、心地良い残響音も魅力です。
高域の軽快な響きに、低音は結構太めなトーンで、広いレンジ感を持ちますが、28スタイルのようなズドンっとした感じではなく、マホガニーらしい軽快さをも兼ね備えたサウンドで、輪郭のハッキリした音の太さと奥行き感から、ボディ全体が振動している感じが弾いていて伝わってくるギターです。
状態はけっこう使い込まれた個体で、全体的に傷や経年での塗装の痩せなどは多く、サウンドホールやピックガード付近にピックウエアー、ビックガードとブリッジの間のマーチンクラック、1弦側の端からサイドにかけて大きなクラックの修理跡が有り、バックにも1弦側端近くにクラック跡が有り、その他も細かな傷等かなり使用感はあり、付属のケースもノンオリジナル のハードケースですが、演奏面は調整されてプレイヤビリティには問題ございませんので、プレイヤーの方にお勧めの一本です!
良質なヴィンテージマホガニーギターの魅力を堪能するには最適な一本です!
気になる方は、ぜひ御試し下さい!!