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Leaf Instruments 椿 (2024)
- CONDITION:
- EXF
- TOP:
- German Spruce
- SIDE BACK:
- African Paduk
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 44mm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- None
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Rosewood
- TUNER:
- Gotoh SGS510Z CK Ebony
- CASE:
- Boblen Hard Case
- OTHER:
- Nitrocellulose Lacquer
- OTHER:
- Karin Burl Head Plate & Rosette

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若きルシアー長坂幸彦氏が製作する「Leaf Instruments」の美品中古!
近年注目度の高まる「Leaf Instruments」は、1987年岐阜県可児市生まれの若きルシアー長坂幸彦氏が手掛けるブランドです。
音楽と物造りを兼ね備えた仕事をするべく、ギター製作の専門学校で学んだ後、国内の老舗ブランド「鈴木バイオリン」に勤務し、楽器製作の最高峰と言えるバイオリンを学ぶという異色の経歴を持ち、その製作精度やサウンドクウォリティーの高さのみならず、独創的で美しいルックスなどからも注目度が高まっております。
今回入荷のギターは、人気モデル「椿」のウッドマテリアルに上質なトーンウッドを用いた2024年製作の中古品です。
この「椿」は、OMサイズとドレッドノートの中間に位置するオリジナルシェイプのアコースティックギターで、同じく「Leaf Instruments」の主力モデルである「葵」よりもやや大きめなサイズ感を持っており、その大きめなボディ容積からの、より深みの有る低音と煌びやかな高音を持った鳴りは、コードストロークでの弾き語りやフィンガーピッキングでのソロギタースタイルにも対応できる汎用性の高いモデルです。
特に特徴的なそのルックスは、バイオリン製作から影響を受けた美しいスタイルのカッタウェイボディで、「椿」は「葵」よりも単純に大きいだけではなく、ボディ上部の肩の辺りを大きめにする等の手法でボディの容積も増大しており、かなり細部まで考え抜かれたデザインです。
ボディ内のブレーシングも、ルシアーメイドらしく丁重な仕上がりで、シメントリーな配置のトーンバーや、適度にスキャロップされたブレーシングバーなど、なかなか面白い構造です。
ボディのウッドマテリアルも、トップ材には色白で細かに流れる木目を持つ上質なジャーマンスプルースを、サイド&バック材には赤茶色の木肌にサップが入ったエキゾティックなルックスを持つパドゥーク材が用いられ、レンジ感が広くオープンなトーンを奏でます。
バールドのカリン材をもちいたサウンドホールのパーフリングやローズウッドのウッドアインディング、手の込んだ造形のエボニーブリッジに牛骨を染めたサドルなど、目を惹くデザインでありながらも、エレガントで落ち着いた雰囲気となっております。
ネック材はマホガニーにエボニー指板というトラディショナルなスペックで、オリジナル性の高いヘッドデザインにはバールドのカリン材をヘッドトップに、ローズウッドをヘッドバックに突き板として張り合わせ、サイドとのエッジを部分によってシェイプする事で、レイヤードした材が縁取りのラインのように表れるデザインは秀逸で、牛骨を染めたナットや、インレイ無しでバインディングの入った指板などからも伺えるデザインセンスの高さも魅力です。
ナット幅44mmで645mmスケールのネックは、ハイフレットでもそれほど太さを増さないやや薄めなUシェイプが握り易く、ネックボリュートやネックヒールの美しい造形は、さすがルシアーメイドと思わせる質感の高さを持っております。
サウンドは、ボリューム感の大きな鳴りながらも、繊細なタッチ感を持った細やかな反応の良さが特徴で、けっこう柔らかなタッチでも素早く反応しながらも、ピックで強くストロークしてもしっかりと受け止めてくれる、許容範囲の広さを持ちます。
この煌びやかで滑らかな、アコースティックギターの王道のようなトーンと、独特なルックスとのマッチングが面白く、目を惹く特徴的なデザインでありながらも奇抜過ぎない、なかなか際どい所を攻めた面白いギターです。
製造は2024年製の中古品で使用感も少ないことから、この上質な鳴りも、更に弾き込むことで、より鳴るようになると思われ、上質な造りの良さと特徴的なルックスを持ったおすすめ品です!
・Leaf Instruments [長坂 幸彦]
1987生まれ、年岐阜県可児市出身
音楽と物造りを兼ね備えた仕事をするべく、ギター、ベース製作の専門学校で学んだ後、楽器の最高峰と言ってもいいバイオリンを学ぶべく、国内最古の老舗である鈴木バイオリンに勤務し、バイオリンやビオラ、チェロやコントラバスの製作と修理技術を習得。
2010年に ” Leaf Instruments ” を立ち上げ、鈴木バイオリンでの仕事の傍ら、アコースティックギターやウクレレの製作及び研究をすすめ、2014年に正式に独立しております。
その、バイオリンで得た知識・技術を活用した楽器製作から注目を集め、現在では多くのミュージシャンから、そのデザインやプレイアビリティ、サウンドクオリティに高い評価を得ております。
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