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Stefan Sobell MODEL 1 (1995)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 44.6mm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- ー
- SCALE:
- 650mm
- BINDING:
- wood
- TUNER:
- GOTOH GOLD
- CASE:
- Original Hard Case

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イギリスのベテランルシアー、ステファン・ソーベルでハカランダを用いたMODEL 1の美品中古!
英国のベテランルシアー、ステファン・ソーベル氏が1995年に製作したアコースティックギターのMODEL 1で、サイド&バック材にはブラジリアンローズウッドを用いております。
70年代よりマンドリン系の楽器やブズーキ、ダルシマー等を製作していたステファン・ソーベル氏は、MartinのアーチトップギターC1の鳴りに魅了されて1981年に最初のアーチトップ ギターを製作し、1983年には最初のフラットトップ ギターを製作しております。
トップとバック共に、かなりきつめにドーミングされた独自のボディ構造やネックジョイント、ブレーシング等、伝統的なパターンに捕われないソーベル独自のアイディアで製作されたギター達は、その鳴りや造りの良さから徐々に評価が高まり、同じく英国のシンガー・ソングライターでギターリストのマーティン・シンプソンの使用で、広く知られるようになりました。
本機は、ソーベル氏による比較的に初期の頃の作品ですが、各部を見ると、この時期にはすでにソーベルギターらしいスタイルが確立されております。
ネックからボディエンドに向けてのセンターラインを中心に、両サイドにかけてボディ厚が薄くなる独特な構造を持ち、トップ材とバック材がベンドされております。
この構造はアーチトップのようなドーム形状ではなく、板材をしならせて丸めたベンド形状ですので、ボディエンド部の厚みが約118mmと一番厚くなっており、ボディサイドの肘の当たる辺りは約92mmと薄くなっております。
ボディの幅も実寸で約415mmと16インチよりもやや大きいサイズですので、意外と大柄なボディサイズです。
このベンドされたトップ材は、ルシアーメイドの為に数種類の材を使い分けているようで、古い時期の製作の為に正確なスプルースの種類は不明ですが、この時期ではアディロンダックかヨーロピアンを主に使用していたようですので、品良く整った木目やレモン色に焼けた木肌などから、恐らくジャーマン系のヨーロピアンスプルースではないかと思います。
トップのバインディングはローズ系のウッドバインディング、ヘリンボーンのトリムに、サウンドホールもヘリンボーンが三重に巻かれた独特なルックス、エボニーのブリッジも手作り感満載の形成が美しいスタイルです。
ブレーシングも、基本的にはXブレーシングなのですが、独特なスタイルとなっております。
ハンドシェイプで丁重に整形されたブレーシングバーの形状はスキャロップではないのですが、部位によって高さが変えられたスタイルで、トーンバーの入り方なども、メインのXブレーシング部に付いた位置や、干渉しないように離されたりなど、独自のスタイルで製作されております。
同じくベンドされたバック材にはブラジリアンローズウッドが用いられており、かなり木肌の色味が濃く、程良く暴れた木目が魅力的な材が用いられており、ボディ内を見るとバック材と同色のシームがセンター以外にも両脇に入った4ピース構造になっており、恐らくバックはトップよりベンドのキツイ構造ですので、このスタイルなのではないかとも思われます。
また、木目の流れが整っており、一見ではこの構造が判り辛いのですが、恐らくブックマッチで開いた材をさらにブックマッチしている為に、ややうねった木目に共通性が有り、全体でバランス良く見えるのかと思います。
ネックブロックも3次元的に台形で形成されており、トップ面の設置が細く長く、バック面は短く太くブロックと合わさるような独自の形となっており、こちらも一般的なアコースティックギターと比べると独特な構造です。
マホガニーのネックには、やや厚めのエボニー指板、シンプルなパールドットのポジションマーク、ローズ系の材を用いたヘッドトップにはロゴが無く、そこにエボニーのロッドカバーとゴールドのゴトーペグというシンプルなスタイルですが、独特なヘッド形状から、意外と見飽きないルックスです。
ネック形状は、ナット幅が実寸で44.5mmほどとやや幅広ですが薄いグリップで、ハイフレットに向けてもそれほど厚くならず、広いポジションで弾き易いネックグリップです。
サウンドは、基幹のしっかりとした伸びやかなトーン!
けっこう遠鳴りして離れた位置で聞いても明瞭に聞こえるサウンドです。
大きめなボディらしく余裕のあるで音ですが、低音弦がキリッと締まり、高音もキラキラと倍音感溢れる響きで、けっこう広いレンジで明瞭に響くサウンドですので、出音は意外にも軽快な傾向に聞こえ、指で弾いてもレスポンス良く、コシのあるトーンが楽しめます。
ヨーロッパ系のギターらしくミドルレンジの音もとても良く出ていて、とても弾いていて気持ちの良いサウンドです。
ルシアーメイドらしい丁重な造り、億徳な構造や出音の良さ、演奏性も良好で、弾いても眺めても良い逸品です!
僅かに傷はありますが、年式を考えると全体的にはとても綺麗なコンディションで、付属のケースも年季が入っていますがHISCOXのハードケースですので、気になる方は、是非、一度お試しください!
数少ないイギリスのルシアーギターです!
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