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G String Concert Double-Hole Honu (2004)
- CONDITION:
- EX+
- TOP:
- Hawaiian Koa
- SIDE BACK:
- Hawaiian Koa
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 34mm
- BRACING:
- Original Fan Bracing
- PICKGUARD:
- None
- SCALE:
- 344mm
- BINDING:
- none
- TUNER:
- Friction Peg
- CASE:
- chip Board Case

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2004年製ハラワ・バレー時期のコンサートウクレレ、ダブルホールのホヌです。
この時期のGストリングは数名のスタッフで製作しており、ボディ内のシリアルNoには作者のイニシャルがアルファベット二文字で記載されており製作者が判るようになっておりますが、中でもTDイニシャルのMaster Tech「Toui Douangmala」氏が製作する個体は人気が高くなっており、本機もTDイニシャルとなっております。
ボディサイズは、演奏性とウクレレらしい鳴りのバランスが良いコンサートサイズで、指板エンド辺りの両脇にサウンドホールが二つあるダブルホール のスタイルです。
ウッドマテリアルは、ボディ材にはトップとサイド&バックに「らしい」木目の出た雰囲気の良いハワイアンコアを用いたオールコアボディで、サウンドホールが一般的な丸型ではなく、亀の甲らをモチーフとしたスタイルを指板の両脇に配したダブルサウンドホールとし、ボディ中央にはホヌ(亀)のアヴァロンインレイが入った、いかにもハワイっぽいルックスとなっております。
ネックには上質なマホガニー材が色味の濃い木目のローズウッド指板と組み合わさり、ウッドインレイのGストリングのヘッドマークと小さめなドットポジションマークというシンプルなルックスとなっており、ナット幅は一般的なウクレレらしい約34mm程の握り易いネックグリップとなっております。
特徴的なルックスの仕様ではありますが、けっこうGストリングでは人気のスタイルで、このサウンドホールでもコロコロと軽快な感じのウクレレ らしい響きを持ち、このハワイっぽいルックスとこの時期のGストリングらしい造りの良さとも相まって、人気の高いスタイルとなっております。
製造は2004年製で、年式の割には綺麗目ですが、経年変化で塗装のウェザーチェックやトップ、バックのセンター合わせ目の塗装クラック、ボディバックのエンド寄りでセンターよりやや1弦側のフェザークラックなどが有りますので、このスタイルとしてはお手頃となっております。
その他、ネックの状態等には問題無く、演奏性も良好となっており、人気の有るモデルですので、気になる方は是非ご検討ください!
[G String]
1997年にデレック・シミズ氏によりハワイのハラワ・バレー(1997年~2009年)で設立されたメイド・イン・ハワイブランドのGストリング・ウクレレ。
その後ヒロ(2009年~2014年)にショップを移し、ハワイ3大ブランドと称されるまでの地位を築き上げましたが、2014年からはアメリカ本土のラスベガスに工房を構え、同様に質の高いウクレレを製作しています。
2009年にハラワのショップを閉店して以来、製作の全てをデレック・シミズ氏が行っており、量より質に重点を置いて製作されています。
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