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OVATION CUSTOM LEGEND 1869-1 (1992)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Lyrachord
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Walnut
- NUT WIDTH:
- 42.9mm
- BRACING:
- Original A Bracing
- PICKGUARD:
- None
- SCALE:
- 641mm
- BINDING:
- ivory
- TUNER:
- Schertler Gold tuners
- CASE:
- Original Hard Case
- OTHER:
- OP24 Pre-AMP

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Ovation往年の名機、カスタムレジェンド1869-1の美品中古!
形態が大きく変わった80年代、電子楽器の席巻やロックの攻勢から、アコースティックギターが勢いを失っていたこの時期、多くのロックアーティストやバンドのフロントマンが手にしていたアコースティックギターがOvationでした。
リラコードと呼ばれる特殊素材をボウル状に加工しボディバックに用いた斬新な構造、安定感が高く扱い易いピックアップシステムの搭載、そしてトラディショナルな風合いを残しつつも独創的なデザインはステージ映えし、ステージで活躍する「エレアコ」として一世を風靡していました。
すでに70年代から、スーパーアダマスや初期のレジェンドなどを手にするミュージシャンも増えておりましたが、MTVなどの登場で音楽の映像が身近になった80年代では、ロックなエレアコとしてOvationを目にする事が多く一般にも浸透してきており、その時期ではエポーレットと呼ばれる葉っぱのデザインの独特なサウンドホールを持つエリートや、トラディショナルな丸いサウンドホールのレジェンドが代表機種かと思います。
特に、アヴァロンのパーフリングや指板インレイ、エングレイブの入ったブリッジなどの豪華仕様を持った上位機種のカスタムエリートやカスタムレジェンドは、キラキラとステージに映えるルックスから人気が高く、Ovationと言えばこの辺りの機種をイメージする方は多いかと思います。
本機は、そんなオベーションラウンドホール仕様ギターの最高級クラスギター、カスタムレジェンドの1992年製で、薄いボディ厚のサンバーストカラー「1869-1」です。
この時期は、トップのブレーシングにオベーション独持のA型ブレイシングと呼ばれるファンブレーシングのような独自構造を採用しており、上位機種らしく厳選されたAAAシトカスプルーストップの採用と併せて、振動に敏感に反応するタッチ感の良さ、そして煌びやかで上質なサウンドを奏でております。
この特殊素材を用いた構造から、カリカリとした硬い生鳴りを想像する方も多いのですが、この独特なボウル状の構造からは意外と太く伸びやかな響きが奏でられ、音量感も想像よりも大きく、Ovationは生でも十分扱えるギターでもあります。
ネックはこの時期のオベーションらしく、やや細身でキツめなVシェイプのネックグリップを持ち、この握り易いネックとカッタウェイで薄めなスーパーシャロウボディからの演奏性の高さが有り、エレキからの持ち替えなどでも人気が高い機種でもありました。
ピックアップシステムには往年の名プリアンプシステム、OP-24が搭載されており、シンプルに3バンドイコライザーとヴォリュームだけのコントロールですがサウンドクウォリティーには定評が有り、ブリッジサドルと一体となった独自のピエゾピックアップとの組み合わせから、このカスタムレジェンドの持つ上質なサウンドをエレクトリックサウンドに変換してくれます。
この時期のOP-24を搭載したカスタムエリートやカスタムレジェンドが、一番「らしい」モデルとして人気は高いのですが、古いオベーションは今だに手頃な価格での出物も多く、本機は同時期の中古としては状態も良く、おすすめの一本です。
この独自のブレーシング構造から、この時期のトップは大きく波打ってしまう個体も多い中、多少の膨らみは経年でありますが比較的に良好な状態で、ネック周りは以前にリフレットやナット交換が施されていたようでプレイヤビリティには問題無く、現在は弦高も低めにセティングされておりますので、かなり弾き易い状態となっております。
この時期のOvationのクセですが、サウンドホール周りの飾りは経年で細かなクラックが入っておりますが使用上は問題無く、他は年式の割には傷も少なく、オリジナルハードケースも付属した、おすすめの中古品です。
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