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Martin D-35 (1973)
¥440,000. (税抜¥400,000.)
- CONDITION:
- EX+
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Indian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 42.8mm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- Black
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- GROVER
- CASE:
- Blue Case
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このところ人気の高まる70年代のD-35!
そこそこ使用感はありますがブルーケース付きでサウンドの良い、オススメのD-35です!
1965年に登場したD-35は、ブレーシングの組み合わせが違う三種類の試作品がつくられました。
1.トップがドレットノートタイプのブレーシング、バックがOOOサイズ
2.トップがOOで、バックがドレットノート
3.トップがOOで、バックがOOO
最終的に3が採用されたため、OOやOOOサイズのような、細いブレーシングによる、弾き手の側で広がりのあるD-35独特の、甘く広がりのあるサウンドが完成したと考えられます。
この特徴的な響きから、70年代に入ると多くのミュージシャンに愛用され、近年でもコアなファンの多い機種としても有名です。
今回入荷の1973年製D-35は、色濃く飴色に焼けた塗装やトップの弾き傷、ボディバックのバックル傷など、年式相応に弾き込まれた跡が見受けられますが、それだけにヴィンテージらしく枯れて反応の良くなった鳴りを持ち、風合いの良い一本です。
トップのシトカスプルースは明るく黄色いカラーに焼け、細かなウェザーチェックやサウンドホール周りの激しいピックウェアーから、風格のあるルックスとなっており、サイド&バックもワイルドにうねったエキゾティックなインディアンローズウッドのスリーピースバックで、全体的に風合いの良いルックスです。
ネックはストレートな縦の木目で美しく硬質な風合いのマホガニーネックでSQロッドのなだらかなUシェイプ、ヘッドはコナーがやや丸い形状でチューナーはオリジナルのグローバーと、いかにも70年代らしいスタイルです。
エボニーの指板にはドットのポジションマークが入り、35の特徴であるホワイトの指板バインディング仕様、ヒールキャップやボディのトリムもセルのパターンが多く、D-28より豪華な仕様になっています。
同年代の28に比べ、35は粒だちが細かくコード感が綺麗で、華やかな広がりを感じるサウンドが特徴です。
特に繊細で煌びやかな高音と、レンジの広いサウンドが魅力的で、ローズウッドのドレッドノートボディならではの、重厚で力強さがあり、懐の深い倍音感が素晴らしい響きです。
70年代の35も、製造から50年近く経過しておりますので、古いインディアンローズ材の乾いたドライな質感やクリスタルで澄んだ響きは、近年の新しいD-35モデルと違った、とても抜けの良いサウンドを持っております。
1973年製の本機も、弾きこまれたヴィンテージらしい、よくこなれたボディ鳴りを持ち、このふくよかなサウンドは、ストローク、フィンガー問わずに使えるギターです。
状態等は、ボディエンドにはピックアップが取り付けられていた跡が有り、現在は太めなブリッジピンが装着されております。
他ではサドルやブリッジピンが交換され、ピックガードはこの時期らしく張り替えられておりますが、ネック周りは弾きやすく調整された個体で、ネックコンディションも良く、快適に演奏できます。
付属ケースはブルーケース付きで、1本持っておきたいと思わせるようなMARTINの大定番モデルでオススメのヴィンテージです!
ぜひ、この機会にお試しください!