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Martin OM-18V (2006)
¥330,000. (税抜¥300,000.)
- CONDITION:
- EX++
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 44.5mm
- BRACING:
- Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Tortoise
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Tortoise
- TUNER:
- Martin Open-back
- CASE:
- Hard Case
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戦前スタイルのリィーシュモデルとして人気の高いOM-18Vの中古品!
現行のMartinは主力となるスタンダードシリーズの仕様が近年に変わり、ヴィンテージ風のスペックを持つようになりましたが、以前のスタンダードシリーズでは戦後の一般的なマーチンらしいスタイルが継承されており、戦前のスタイルはヴィンテージシリーズとしてラインナップされておりました。
けっこう人気モデルも多いヴィンテージシリーズでしたが、その中でもややマニアックな人気を誇るモデルがOM-18Vです。
マホガニーの18シリーズではドレッドノートや000が定番で人気が高いのですが、抱え易い000サイズのボディにドレッドノートと同じスケースのネックを組み合わせたOM-18Vは、暖かな中域と軽やかな響きに、張りの有るタッチ感を併せ持った独特なトーンが魅力で、シンプルで渋いルックスからもコアな人気を誇るモデルです。
抱え易い000サイズで14フレットジョイントのスタイルは、一見すると000-18と同じようにも見えますが、小さなティアドロップ型のピックガードがOM-18Vのルックス的な特徴にもなり、Martinで最初に14フレットジョイントを採用したOMスタイルでは象徴的なこのピックガードだからか古い時代の雰囲気を纏っているようにも感じられます。
エボニー指板やロングサドルのブリッジなども戦前風の渋い風合いで、ナット幅が44.5mmでガッチリとしたVシェイプのネックグリップも、ヴィンテージスタイルが好きなプレイヤーの方には好まれるグリップ感かと思います。
このOM-18Vはけっこう低音が太く全体に倍音感の強いブライトなサウンドで、スキャロップ特有の音抜けの良さもあり、艶のあるマホガニー独特のトーンが堪能できるモデルですので、ゴールデンエラやオーセンティック等のヴィンテージを復刻したOM-18系のモデルのなかで、もっともリーズナブルにヴィンテージ感が楽しめるモデルかと思います。
製造は2006年製の中古品で、年式相応に細かな傷や打コン、塗装の焼けや痩せ、パーツの曇り等は有り、バインディングも全体的にやや痩せが出ております。
また、以前にピックアップが取り付けられていたようで、エンドピンジャック穴加工跡に太めなピンが取り付けられており、ハードケースもノンオリジナルの使い込まれたケースが付属となりますが、ナットやサドルの交換、リフレットなども施されてネックの状態等は調整されておりますので演奏性は良好で、よくこなれた鳴りの良いおすすめの中古品です。