VIEW COUNT 557

Martin 1-45 (1904)

SOLDOUT

CONDITION:
EX+
TOP:
Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Brazilian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ivory
NUT WIDTH:
46.8mm
BRACING:
Original Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
SCALE:
630mm
BINDING:
ivory
TUNER:
Original
CASE:
Hard Case
NO VIDEO NO VIDEO

≪ 購入・お問い合わせ ≫
BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
blue-g@blue-g.com
営業時間(月曜定休)
平日 11:00~20:00
日祝 11:00~19:00

NO VIDEO

マーチンギターとして歴史的にも貴重な1本!オリジナルの1-45が入荷しました!

この個体はヴィンテージマーチンの研究家として知られているマイク・ロングワース氏が所有していた1本で、マイク・ロングワースがMartin社に在籍していた時にナザレスのマーチンミュージアムに展示されていた個体です。
現在、マーチンのヴィンテージギターに関して知られていることの多くは彼の功績で、1968年に1942年以来となるD-45を復刻したことは多くの方がご存知だと思います。

この1-45は1904年製。なんと、最上位機種のStyle-45が製作された初年度の1本です。
Martinは1902年からStyle-42よりさらに豪華なStyle-45のプロトタイプをいくつか製作しており、1904年にカタログで発表しました。
1904年の初年度にStyle-45のギターは1-45が1本、0-45が2本、00-45が1本の計4本が製作されました。(ちなみに1番最初に製作されたStyle-45は0-45です)

この1-45は記録に残っている製作本数は僅か6本。
1904年、1905年、1911年、1912年、1913年、1919年にそれぞれ1本ずつ作られています。
しかし、今まで現物を確認出来ているのはこの1904年製の1本のみで、他の5本は現存が確認されていません。
つまり、1-45と言えばこの個体を指すことになります。

TOPはアディロンダックスプルース。最上位機種に相応しいとても杢目の細かい材が使われています。

S/Bはブラジリアンローズウッド。こちらも最上位機種ということで、素晴らしい杢目の材です。

ヘッドには1904年のカタログに載っている初期仕様のトーチインレイ。
このトーチインレイは非常に珍しいパターンで、当時からこの他に違うパターンのオルタネイティヴトーチと呼ばれるパターンとフラワーポッドと呼ばれるパターンがありました。
この後にフラワーポッドのトーチインレイがどのモデルにも採用になりました。
このパターンのトーチインレイはまず見る事がなく、希少です。
チューナーはオリジナルで、Wavely製。Waverlyのチューナーとして最も初期の物です。
美しいインレイの入ったつまみはヘンデル製で、当時豪華なモデルのギターやマンドリンにウェーバリーのチューナーと組み合わせて使われていました。

指板はエボニー。象牙のバインディングが巻かれ、初期の頃のポジションインレイはアバロンではなく、ホワイトパール。
まだStyle-45の初年度という事があり、この年の45でもそれぞれインレイが異なっていたようです。
この個体は3フレットからポジションインレイが始まり、15フレットまでインレイが入っています。
1904年のカタログに載っている0-45は3Fにインレイがなく、1904年製の00-45は1Fからインレイが入っていました。
通常、1910年から1F,3Fと17Fにポジションインレイが追加されるのですが、この個体は既に3Fにポジションインレイが入っています。
1904年製の1-45と00-45はインレイパターンが異なっており、統一はされていませんでした。

ブリッジは象牙で出来ており、ピラミッド型のオリジナルブリッジ。
サドルの両端はブリッジの上に乗るツバ出しのタイプです。

サウンドホールの周りにはアバロン貝と象牙とウッドを組み合わせたロゼッタ。
ボディのトップの外周にはアバロン貝のトリムが入り、ボディのバインディングは象牙の仕様です。

ボディのサイドとバックにはとても細いパールのトリムが入り、このパールは当時の日本の貝が使われています。
後年のStyle-45よりも細いパールなので、これは本当に初期の仕様のようです。

塗装は基本的にはオリジナルですが、ボディトップにいくつか部分的に塗装のタッチアップがあります。
また、ボディとブリッジに多数の割れがありますが、修理済みです。
117年前の楽器で割れの修理などありますが、この1本のみしか存在が確認されていないこともあり、何とかオリジナルパーツを使って現存させようという過去の持ち主やリペマンの意気込みが感じられます。

音は文句なく素晴らしく、初年度の1904年から完璧にStyle-45のトーンを持っています。
音に艶があり、キリっとした芯のあるサウンドで、それでいてウッディでふっくらとした音のニュアンスは極上だと思います。
この時期は構造的にナイロン弦専用になりますが、Xブレーシングの仕様で、ファンブレーシングとは違うキリッと引き締まったトーンです。
1800年代に見られるファンブレーシングの物に比べて、より洗練されたトーンが魅力です。
非常に珍しい1サイズのギターですが、低音もしっかり出ており、指で弾くなら十分なボディサイズだと思います。

本当にレアなギターで、マイク・ロングワースが所有していたこと、マーチンのミュージアムに飾ってあったこともあり、コレクターズアイテムとしては最高の1本だと思います。

是非この機会に手に取ってご覧ください!