| ■ Blazer & Henkes |
ドイツの名ルシアー"ルドルフ・ブレイザー"と"ウィリアム・ヘンクス"の2人からなる"ブレイザー&ヘンクス"。ヨーロッパのマニアの間でも"知る人ぞ知る"存在で、アメリカでも1〜2件のディーラーが年間1〜2本程度しか手に入れていません。年間のトータル生産本数は10本から多くても15本程度です。
彼らのベースとなるギターは3つに分かれており、ヴィンテージマーチン、ヴィンテージギブソンのレプリカとあのラーソン・ブラザーズを忠実に再現したモデルが有ります。ラーソン・ブラザーズは1800年代後期から1940年代中期まで数々の銘器を作り出したメーカーで、スティールストリングスへの対応はマーチン社よりも早くモデルを発表しています。特に1920年代〜1930年代にかけての"マウラー"、"プレイリー・ステート"、"ユーフォノン"モデルは完成度が非常に高く、サウンドもズバ抜けて素晴らしいのですが、プリウォーマーチンと比べても市場に出てくる確率は非常に低い為、幻のギターとなっています。グレーベンやフランクリンのようにラーソン・ブラザーズの影響を受けたルシアーは多いのですが、
ブレイザー&ヘンクスほど徹底的にラーソンギターを研究し、ラーソンサウンドを作り出せるルシアーはいないでしょう。
彼らの代表的なギターである"ミルウォーキー"モデルは20年代から30年代の"マウラー"、"プレイリー・ステート"、"ユーフォノン"等のラーソンギターを隅々まで研究し、ボディネック、ブレーシングパターン、インレイに至まで忠実に再現しています。この時期のラーソンギターは各弦の実音が非常に太いのが特徴です。特に中音域の力強さ、1〜2弦の線の太さが抜群で、独特のリヴァーブ感があり、プリウォーのマーチンやギブソンとも異なる独特の"凄さ"があります。彼らのギターはおそらく当時完成したてのラーソンギターに限りなく近いと感じられます。サウンドだけでなく、インレイ等の装飾も忠実に再現しており、まるで19世紀のヨーロッパの工芸品のように美しいインレイワークは感動的です。勿論、ラーソン系だけでなくマーチン、ギブソンタイプのレプリカも徹底的に研究された作りで、完成度の非常に高いギターです。店頭に並ぶ機会は少ないギターですが、ヴィンテージファン、フィンガー系の方に絶対お勧めのルシアーです。
日本への入荷は年間で2本程度。製作納期1年〜2年でオーダーも可能です。(予約受付中)

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