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Martin 00-45 (1920)

¥3,300,000. (税抜¥3,000,000.)

CONDITION:
EX
TOP:
Spruce
SIDE   BACK:
Brazilian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
47mm
BRACING:
Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
SCALE:
632mm
BINDING:
Ivoroid
TUNER:
Waverly
CASE:
Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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1920年製 00-45
USAのヴィンテージマーケットでも見る事がほとんどなくなった、
00-45モデルが入荷しました。

このギターは、エム・シオザキ弦楽器工房の塩﨑 雅亮さんが、25年ほど前にリトップをしています。

12フレットジョイント仕様の、00サイズの45モデルは、1904年から1929年まで、154本が作られました。
毎年、ほとんど、1本から3本と、一桁の年がおおく、1920年には16本しか製作していません。

ナイロン時代の、ギターが軽く、ボディが繊細に震え、ネックやヘッドまで、とても反応の良い、この感覚が楽しめる00-45モデルは、とても貴重です。

さらに、MARTINの45特集でのおなじみの塩﨑さんが、雰囲気良くレストアした一本で、
ライトゲージで使えるようにアレンジされていますので、繊細な質感で、しっかりと鳴らせる、魅力的なヴィンテージです。

トップはソリッドのスプルースで、木目が細かく詰まった美しい顔。
経年で明るくレモン色に焼け、薄い塗装に、ウェザーチェックが走る質感が、とても味わい深いです。

ロゼッタのアバロンリングや、トップの外周を飾るボーダーインレイには、
リトップ時に、塩崎さんが厳選した、アバロン素材の特に綺麗な部位を集めた、青味の強い、鮮やかな輝きのピースが使われ、1920年代の質感を、リアルに再現しています。
アバロンインレイを縁取る、ウッドパーフリングのあたたかい色味。
丸く面取り感のあるアイボロイドバインディングの質感など、とても自然な雰囲気で仕上げられています。

サイドバックは、素直な柾目のブラジリアンローズウッドが使われています。
トップの派手なインレイワークに対して、サイドは、細身の白い輝きのピースが印象的で、
色の良いブラジリアンローズウッドと、白い輝きのボーダーインレイのコントラストが素晴らしいです。

ネックは、20年代の薄いVシェイプ。トラスロッドのない、マホガニーネックの繊細な感触。丸いトーンで、とてもやさしく響きます。

黒く、滑らかなエボニーの指板。
ポジションマークは、1フレット目から、上品なスノーフレイクス、スロテッドダイヤモンド、キャッツアイの形状と、上品なポジションマークが、涼しく輝きます。
9フレット目の真ん中の、骨をクロスさせたような形は、手作りあふれる仕上がりで、
ヴィンテージ、戦前の45モデルということを、強く感じさせてくれます。

丸いスロテッドヘッドが、可愛らしく、印象的です。
美しいブラジリアンローズウッドのヘッドプレートに、オーセンティックなトーチインレイ!!繊細なトーチインレイの、各ピースが色鮮やかで、明るく輝きます!!

チューナーがウェバリーに交換。
ナット、フレット、ブリッジピン、エンドピンは新しく交換されています。

サイド、バックのクラック補修があり、
リトップにともない、ボディはリフィニッシュされ、ネックはオーバーコートされていますので、外観は雰囲気良く、長年綺麗に使われてきたヴィンテージの風合いです。
これら、修復歴はありますが、きっちり整備された、ボディ&ネック共に、コンディション良好の美品。
ライトゲージで、しっかりと弾けるので、
繊細な20年代の楽器を、太く存在感のある現代的な使い方で、心地よくプレイできます。

ギター自体が軽く、ボディから、ヘッドの先端まで、レスポンスが良くふるえる感覚。
ナイロンギターを弾いているような、力感なくスムーズな反応が楽しいです。

ルックス&サウンド共に、おすすめの一本。ぜひ、この機会に体感してください!!